次は、借入金です。
簿記では借用証書などによって金銭を借入れた場合、借入金勘定を貸方に記入します。

・B社から現金20万円を借入れた時の仕訳は
(借方)現金 200,000 (貸方)借入金 200,000
となります。
現金20万円という資産が増加して、借入金20万円という負債が増加したことになります。

・この借入金20万円と支払利息5千円を現金で返済した場合は
(借方)借入金  200,000 (貸方)現金 205,000
(借方)支払利息   5,000
借入金20万円の負債が減少、現金205,000円の資産の減少、支払利息5千円の費用の増加となります。

・B社から現金20万円を借入れ、借用証書の代わりに額面205,000円の手形を振出した場合は
(借方)現金   200,000 (貸方)手形借入金 205,000
(借方)支払利息   5,000

 このような仕訳となります。




この記憶法を実践してみてください





 簿記では借用証書などによって会社などに金銭を貸付けた時の仕訳は、その債券を貸付金勘定で借方に記入します。

・A社に現金20万円を貸付けた時の仕訳は
(借方)貸付金 200,000 (貸方)現金 200,000
貸付金という資産が増加し、現金という資産が減少します。

・A社から貸付金20万円と利息5千円を現金で回収した場合の仕訳は
(借方)現金 205,000 (貸方)貸付金  200,000
           (貸方)受取利息  5,000
現金205,000円の資産が増加し、貸付金20万円の資産の減少、受取利息5千円の収益の増加となります。

・A社に現金20万円を貸付け、借用証書の代わりに額面205,000円の手形を受領した場合は
(借方)手形貸付金 205,000 (貸方)現金   200,000
              (貸方)受取利息  5,000
 手形での受領ですが、商取引による手形の授受ではないので受取手形や支払手形の勘定科目は使わないことに注意しましょう。




この記憶法を実践してみてください


 では、9/19にA商店がB商店の振出した支払期日11/30の約束手形3万円を割引き、割引料を差し引いた金額が当座預金に振り込まれた場合を考えてみましょう。
ただし、割引料は年4%とします。
9/19~11/30までは73日です。
30,000×0.04×73/365=240

 割引料は240円という計算になります。
これを仕訳すると
(借方)当座預金  29,760 (貸方)受取手形 30,000
(借方)手形売却損   240

 また、短期の借入などのため、借用証書の代わりに手形を振出すことがあります。
これは融通手形もしくは金融手形といいます。
手形を振出して借入れた場合は手形借入金勘定で処理し、手形を担保に貸付けた場合には手形貸付勘定となります。


 約束手形10万円を借用証書の代わりに取引銀行に振出し、利息800円を差し引かれて当座預金に入金された場合には
(借方)当座預金 99,200 (貸方)手形借入金 100,000
(借方)支払利息   800
簿記ではこのように仕訳します。



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