父と母は二人暮らし
父には、1年半前から認知症の症状が出始めた
去年、母と兄と私で
何とか車の運転を辞めさせた
(大変だったが、無事故のうちに辞めさせれて本当に良かった…)
そして、
今年2月に、
父の米寿のお祝いをする予定だった
でも、
残念ながら、その予定の前に、
父は肺炎で入院…
一旦退院したけど、
腰の圧迫骨折で再び入院となった
入退院を繰り返し、
父の認知症は進んでしまった…
手足にしびれがある84歳の母には、
もう父の自宅介護は難しい…
家族会議の結果、
今回の退院後は、
自宅には帰らず、
介護施設に入ってもらうこととした
入院中、
腰の痛みが軽減してからは、
看護師さんや、面会に来た母に「家に帰りたい」と、
訴えて、怒っていた父…
退院後、どうやって施設に連れて行くのか?
退院できる日を待ちわびている
父、
家に帰りたい父を、
帰せない家族…
家族の歴史 、
父の人生、
母の思いや葛藤、
子として何をどうしたら良いのか、
渦巻く思いが重く苦しい…
「母が入院しているから…」
と嘘をつくことにした
退院の日は、
兄と私で病院から施設に連れて行った
施設に着いてから
「母が入院している」と嘘をついた
「だからしばらく泊まって欲しい」と説得した
父は、
「家に帰れないか… そうか… 」と、
残念そうに言った
父が怒ると思ったけど、
怒らなかった
それが、切なかった
そんな私たち親子の隣で、
施設の職員さんやケアマネージャーさん達が
あわただしく荷物の確認をしていた
そして、
様々な書類の説明があり、サインを求められた
兄と私は言われるまま手続きをしたが、
私は父の様子が気になり、上の空だった…
「お父様、1週間ぐらいすると慣れていただけると思いますよ」
そう、
いつも私はそちら側の立場で仕事をしている
「一週間ぐらいすると慣れる」
私もそうやって家族を安心させようと思っていた
ああ、家族って、
こんな気持ちで親の施設の相談や手続きをするんだ
わかってなかったな
想像以上に、
『心が重くて痛いんだ…』
わかってなかったな
わかったふうに思って、仕事してたな
ダメだな私
本当、
自分がその立場にならないとわからないんだ
まだまだダメだね
お父さん、
私は今日も学びましたよ
家族が
それぞれ別の場所に居ても
皆、落ち着いて眠れますように
少し落ち着いたら一時帰宅して、米寿のプチお祝いができますように
今日も1日お疲れ様でした
「おやすみなさい」と伝えたい
↑西武園ゆうえんち昭和の町並み
タバコ屋さん懐かしいね…

