「8番出口」書籍 感想
映画原作本は事前に読むことが多かったのですが、先に読んでしまうと脳内映像が作られちゃうタイプ。いざ映像になってみると好きなシーンがあるかどうか、どう描かれてるのかが気になって本筋に集中できないという本末転倒なことが起こってしまうので、最近は後から読むようになりました。「8番出口」に関してはゲームは知っていて、映画は2回見ました。映画の補足をするような気分で手に取りました。何気なく読み進めてたら本にも異変があってびっくり遊び心はでも、ちょっと読みにくいかも書籍版は語り口も視点も映画とほぼ同じ。写真も入っていましたが、映像を見ているので地下通路を思い描くのは簡単でした。にのちゃんが用意されたけど読まなかった、迷う男の生い立ちとか個人情報にも触れているので、彼の幅が広がりますね。本には映画に採用されなかった、ニノちゃんの考えた異変があるそうですよ。どっちかな?どっちもかな?本の最後で迷う男がたどり着いた答え、映画初見でもしっかり伝わったのですが、こんなにしっかり本に書いてあるなんて思ってもなかった読み解けたぞ!って気持ちでいたのですがでも、答えを間違ったらまた地下通路に入り込むのかな本を読んだらまた映画が見たくなりました。