ごく近い将来、自動車は・・・ | B面日記

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何というか、日記

インサイト、少しですが試乗してきました。


インサイトはホンダが発売したハイブリット専用車です。
税込み189万円~という価格で話題を呼んでいますね。

詳しい車の説明は省略させていただくとして、運転した印象ですが、
モーターアシスト付自転車ならぬ、モーターアシスト付自動車だと考えていただければ
すごくイメージしやすいですね。

加速時にはモーターのアシストがされていて、パワーは2割り増しぐらいの感覚です。
モーターだけで走行することの多いプリウスとはここがまったく違いますね。

極低回転から効いてくるターボやスーパーチャージャーのような装置がついているような感覚
と言っても良いですかね。

ブレーキを踏むとモーターが発電機にかわり、車の運動エネルギーを回収し、バッテリーに充電します。
信号待ちの間はエンジンが停止します。(条件により異なりますが)
ブレーキペダルから足を離した瞬間に、モーターが今度は大きなスターターモーターにかわりエンジン始動。

で、考えたんですが、この車、技術者の当たり前な夢が現実となった車ですね。自動車の正常進化版です。

走っている車のエネルギーを減速時に回収したいのは当たり前。
車両の停止時にエンジンを止めたいのは当たり前。
貯まったエネルギーを加速時に使いたいのは当たり前。

試乗しながらなんでこんな簡単な事がいままで出来なかったのか不思議な気がしてきました。
なんというか、コロンブスの卵的な・・・・モーターアシスト付き自動車。これから主流になりますね。
シンプルなモーターにシンプルなバッテリー、応用も利きそうだし車種もどんどん増えていくでしょう。

ターボと併用もできるし、高回転で効いてくるターボと低回転に最大出力なモーターのついたスポーツカーなんて
最高に楽しいでしょうね~特に排気量が限られている軽自動車には向いている技術ですね。
ビートターボハイブリッドなんて。あ~未来はまだまだ明るいようです。

帰路で減速時のエネルギーを熱に替えて大気に放出してしまう、自分の乗ってきた車が妙に古臭く、
また、もったいなく感じる事といったらありませんでした。もちろん古いのも好きなんですけど。
このハイブリッドシステム、キット化して発売されないかな・・・