去る2月23日、父方の伯父が急逝。
84歳でした。
独立、起業して53年。
ザ・ワンマンな人。
外面は良く、悪運の強い人。
ファミリーカンパニーゆえ、兄弟関係を拗らせる人でもあった。
生まれた時から可愛がってもらい、今では感謝。
でも、自分が大きくなるにつれ、苦手な存在になって行った人。
死んでもおかしくないという状況を何度も切り抜けてきた人だから、癌になってもこの人は生きて行くんだろうって勝手に思ってた。
そんな伯父が危ないと叔母が報告してくれ、週末に顔を出そうかと、あれ程訪問するのを嫌がっていた父の気持ちを変えたのも束の間。
呆気なく逝ってしまった。
亡くなった日の翌日、体面。
真っ黒な顔が真っ白で、あんなに大きく見えた人が小さくなってて、何十年も見たこともない安らかな表情だった。
相変わらず、いろんなことで揉めて、嫌な気持ちにもなったけど、人生の半分以上絶縁状態だった親戚とも二言三言話したりして、私としては、やっぱり親戚とは仲良くしていたいって思った。
父の性格上、そう簡単には行かないけど。
身近な人が亡くなるって、苦手な相手でもやっぱり寂しいもの。
一つの時代が終わったんだな。