お盆休みの最終日は天気も良く、お出かけ日和となりました。
まあ、相変わらず猛暑ではありましたが。
いつもは一人で出かけることが多いんですが、珍しく友人と二人でツーリングを楽しんできました。
目的地は千葉県香取市佐原。「お江戸見たけりゃ佐原へござれ、佐原本町江戸まさり」とうたわれた場所であり、江戸時代にはかなり栄えていたと言われています。伊能忠敬でも有名です。
今はちょいと寂しい感じが漂っていますが。
さて、今回同行した友人をご紹介しておきましょう。
名前：松尾君（仮名）
所有自転車：ちょい前のＢＤ－１、パナソニッククロモリのロードバイク
好きな物：自転車、近現代史、飲酒
顔：イケメン度レベル３
性格：神経質の正反対
とまあこんな感じ。
ツールド千葉にもほぼ毎年参加しています。
集合は朝５時半に松尾君の家。
準備万端でいざ出発！・・・と思いきや、コイツ
準備なんもしてねえ！ｗｗ
持ち物はおろかＢＤ－１組み立ててもいねえｗ
いや、それ以前に
起きてもいねえｗｗ
このバカチンが！！ｗｗ
小一時間説教をしてやろうと、寝ぼけ眼の松尾君にちょっとそこへ座りたまえ、と言いかけたところ、
「はい、お土産」とおもむろに袋を手渡してきました。
そういえばバリ島に行くとか言ってたっけ。生意気な！変な置物だったりしたら許さんぞ。そもそも物に釣られる俺では（以下略
怒りを内に秘めつつその袋を開けると・・・
おおっ！？
予想外の中身に目をみはりました。
なんとサイクルウエアが入ってました。しかも二着。
な、なかなか良いもん買ってきたじゃないか。
欲しいと思ってたところだったんだ。やるじゃないか。ちくしょう、松尾のくせに。
正直なところ、今までの自転車に乗るときの格好はジャージかＴシャツ。
サイクルウェアなんてものは持っていませんでした。
このお土産はテンション上がるじゃないか。
許す。
寝坊してたことも許す。
早速お土産のサイクルウェアに着替えてレッツゴー！
いつの間にか準備を終えていた松尾君がＢＤ－1に跨っています。
なんだかんだで佐原に向かってダホンビスクとＢＤ－１の日帰り輪行旅が始まります。
印旛沼サイクリングロード→利根川サイクリングロード→佐原
というのが今回のルート。
まずは印旛沼ＣＲを目指します。松尾家から印旛沼ＣＲまでの道は全く分からないので松尾君に先導してもらいます。
途中、松尾君がスピードを落として左を指さしました。
・・・？ 何事？
「お前、これ見たいって言ってただろ」
「え？何を？」
おおっ！
廃校になった木造校舎。
そうだ、以前松尾君と飲んだとき話題にしたことがあったっけ。よく覚えてたなあ。
ここが玄関かな？
実に味わい深い。ノスタルジーを感じます。
別に廃墟が好きって訳ではないですが、昔の建築物を見てるとなにかこう、ワクワクする感じです。
まだ一度も行ったことはないんですが、犬山の明治村なんてとこに行っちまった日にゃもう大変でしょうね。瞳孔がひと回りもふた回りも大きくなってしまうかも。３日くらい泊まり込んでもいい、いや是非泊まらせて下さい。んで、絶対に西郷従道邸や帝国・・・・
おっと、話が脱線しすぎでした＾＾；
失礼いたしやした。
先に進みましょう。
田んぼの中の道を走ります。
砂利道を走ります。
道なき道を行きます。ついに押し歩き。
・・・って、をい！！
どこ連れてくんじゃ！
・・・先導役の松尾君、どうやら道に迷ったようです。
振り返るとこんな感じ。造成中の場所に迷い込んでしまったらしいです。
果たしてこの先どうなるのか？
印旛沼ＣＲはいずこに？
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ダホンviscP20 ツーリング＆輪行 with BD-1 佐原編その２
へつづく