B型マルコとB型まる子  母と娘の雑記帳 -2ページ目

B型マルコとB型まる子  母と娘の雑記帳

歌ったこと、遊んだこと、食べたこと、
忘れてしまわないよう綴っておこう

 

 

読み続けてきたこのシリーズもとうとう完結編。

過去6巻の主人公たち4人の今が、4編で描かれている。

 

特に1巻目から登場していた理子のお話がドハマリ。

仙台の人達に愛され続けてきた老舗書店の統廃合をめぐって、

エリアマネージャーとなった理子が本部と現場に挟まれて苦悩する。

SNSやフリーペーパーを駆使して敵対心むき出しのアルバイト店員とか、

地元の伝手で反対運動に市長まで担ぎ出しちゃうとか、

退職者を出さないことを条件に冷徹な指令を出す上層部とか。

 

で理子さん、カッとなったりハラワタ煮えくり返ったりするから身近でよい。

10年後に特別続編出たら、理子さんの隣りにパートナーがいて欲しいな。

定禅寺通りの小さな老舗書店をさがしに仙台を訪れたくなった。

 

 

 

お店屋さんて、何事もなく営業していると

クレーム以外の声ってなかなか聞こえてこないものだけど、

この2年で閉店引越閉店引越と驚くような経験をしてきたうちの店は、

ありがたいことにお客様からの惜しむ声、喜ぶ声、応援する声を

浴びるほどいただいた。

そういう職場で働いているっていうのはホントに幸せ。

そして身が引き締まる。

ブルルッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

新しい朝ドラが始まって、これは好きだ!と思ったら

ドラマガイドを買うことにしている。

10数年前のものなんかをパラパラめくってみるのも楽しいのよ。

ホンットにこれはいい!と思ったら下巻も買う。

終わってロスになったらメモリアルブックも買う。

 

今回はフルで買っちゃうなあ、きっと。

朝の15分が楽しみでたまらないもの。

愛情と尊敬と謙虚さと聡明さと明るさ。

なんと気持ちよいのでしょう。

 

ヒロインが、「ドジでマヌケで失敗ばかりだけど頑張り屋さん」

みたいなのでないのが良いね。

福ちゃん賢いもの。

学校で習っただけであろう英語をモノにしていたちょっとしたエピソードで

私はこの子を好きになったよ。

家族は仲良くしてるのが一番、という信念も

友達や姉妹が、的確な助言をしてくれるのも気持ち良い。

 

朝ドラが良いと、毎日が楽しいわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

最近BSで毎晩「時間ですよ」が放映されてて、

うちは午後8時ってちょうど夕飯作ってる時間だから、

(夫の帰宅に合わせてるから遅い夕飯なの)

持ち運べるビエラちゃんを目の前のカウンターに置いて

若かりし日の船越エイジや悠木チホや森ミツコや

ビックリするほど可愛い隣のマリちゃんを眺めながら、

昔懐かしい往年の大ヒットドラマを毎日楽しんでいる。

(記憶どおり女性の裸がゾロゾロ!おおらかな時代だなあ)

 

銭湯って、行ったことない。

でも知ってるような気がするのはこのドラマのおかげおかげ。

 

 

 

 

任侠シリーズ4作目となる今回の仕事場は、廃業寸前の銭湯。

きちんと休むからこそしっかり働けるのだということ、

現代の希薄な人間関係に疑問を抱くこと、

そして古き良き日本を取り戻すため、

お馴染みのメンバーが活躍する。

相変わらずほれぼれする彼らの働きっぷりが気持ち良い。

 

愛すべき阿岐本組の面々がお手本として学びにやって来たのは道後温泉。

日村さん達、あそこに行ったのね。

私も何度も入ったことあるんですぅ。 

道後の光景がありありと浮かんできてちょっと嬉しかった。

 

 

 

このシリーズ、水戸黄門的に結末は見えているのだけど、

それがわかっているからこそワクワクと読み進めるって・・・

私もそんなお年頃になってきたってことなのかしらん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田舎の母から「なんか面白い本が読みたい」とリクエストされたので

数ある新刊本の中からこの本をチョイス。

ねずみ色でアースカラーで黒で茶色で、

まとにかく地味な色で身を包んだご老人たちの絵と強烈なタイトルのインパクトったら。

 

反して主人公のハナ(78歳)は、常にお洒落に気をつかい

銀座を歩けばファッション誌の読者モデルにスカウトされる、意識高い系のマダム。

といっても、中身は意地悪で勝気で常に人を見下してる品の無いおばあちゃん。

そのバイタリティで小さな酒屋を切り盛りしてきたのだけどね。

 

おしどり夫婦と言われた優しくて理想的な夫を亡くしてから話は急展開。

夫がいなくなった寂しさで・・・とかじゃないのよ。

うっそ~!という展開。

 

 

 

長生きって幸せなのかなあ。

うちの娘との約束で、私は200歳まで生きる予定なのだけど、

孫の結婚式まで生き延びられたら、あとは夫婦で早く逝ったもん勝ちかもなんて思ったり。

あそれりっぱな長生きか。

 

こっから先長いぞ~。

どうやって年取っていこうかね。

外見に手をかけないのはセルフネグレクトなんだって。

洒落っ気をもち、病気自慢孫自慢をせず、説教も愚痴もほどほどに。

あと150年・・・人生しんどいな。

笑って暮らしてスパッと死ぬなら、

リュックしょった茶色い年寄りになるのも悪くないと思うんだけど、ウチダテさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

額賀さんの最新吹奏楽モノを読んだところで、

こちらは3年前のデビュー吹奏楽モノ。

大学で小説創作の先生に「自分のルーツを描け」と言われ、

中学時代熱心に取り組んでいた吹奏楽モノを題材にされたとのこと。

 

そして額賀さん茨城県ご出身なので、このお話の中で舞台は地元鹿行地区。

大志くんのお父ちゃん、コンクール前に鹿島神宮で勝守もらってきたりしてるしね。

「風に恋う」と違いこちらはB部門、目指すは東日本大会。

 

 

 

屋上にしか居場所がなくて人付き合いが怖い新入生の女の子と、

中学時代の苦い経験がトラウマになっている部長の男の子。

2人が殻を破って自信を持って進んでいくのがなんとも気持ちよい。

 

顧問の先生もいいのよ。

家族もね。

近からず遠からずで見守る大人の存在にグッとくる。

「シーゲート序曲」聴きながら読みました。

 

 

 

 

 

 

 

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もろコンクール全国出場を目指す吹奏楽高校生のお話だった~!

ついこないだまでの我が家の一大テーマなお話が、

これ面白くないわけない。

一気読みでした。

 

 

吹部追っかけのドキュメント番組に出てたり見てたり。

コンクールメンバーに選ばれたり外れたり。

上の大会に行けたり落ちたり。

吹けたり吹けなかったり。

 

 

で、ただ単に青春キラキラ物語でない所がリアルなんだな。

やっぱりこの歳になると、部員の目線というより、

親や顧問やコーチ、大人の目線で見てしまうから、

運動部だけでないもろブラック部活問題や、

受験を控えた3年生の勉強との両立、

人生の最高の時期を経験してしまった人のその後の葛藤など、

スルーできないこともちゃんと触れててくれている。

 

 

部活動上限時間が取りざたされているけど、

その部活がしたくてその学校に入った子の気持ちとか、

週休二日のお達しを守る学校とそうでない学校だって出てくるだろうし、

そもそも学校対抗の大会が存在している限り

いたちごっこなのではないかとか、

久しぶりにそんなことに思いを馳せました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月に1度、とれとれ新鮮な野菜を届けてくれるごきげんファームの今月のお届け品。

赤子の頭二つ分ほどもあろうかという超ビッグな冬瓜がデデーンと。

食も細くなった中年夫婦2人暮らしですがな。

どうしろと・・・!

食べてくれないといたずらしちゃうよ

みたいな顔になってますがな。

 

 

 

 

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恒例になりつつある、「娘が帰省してきたら何か観に行く企画」実行。

今回はミュージカルっ!

 

会場に入ると、何と小編成のオーケストラ生演奏ではありませんか。

嬉しい嬉しい。

オケピではなく、舞台セットの2階バルコニーでの演奏なので、

同じく2階席の我々の目線の正面。

指揮者の息遣いがダイレクトに伝わってくる。

 

イライザがアナの声でのびやかに歌い、

ヒギンズ教授が軽やかに踊る。

別所さん、もう立ち姿だけで超カッコいいんですけど。

 

 

 

音楽好きだった実家の父がたっくさんレコードを持っていて、

三十数年前高校の体育の授業で創作ダンスの曲として

”踊り明かそう”をカセットテープに録音して持ってったんだっけ。

ヘップバーンの映画も、母と一緒にたくさん観たな。テレビでだけど。

 

数十年後に、娘も思い出してくれるといいな。

この日のこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大学生の夏休みは8月と9月。

ってことで、9月も半ばになってから娘が帰省してきた。

お盆に実家で集合したので1カ月ぶりとはいえ、

いやいや、楽しいね、娘とのお喋りは。

 

2週間の帰省のメインイベントは、成人式の前撮り。

幼・小・中・高校時代と家族写真を撮っているので、

今回も当然のように家族写真も撮ることにする。

だって3人だけの家族写真は最後かもしれないものね。

私も張り切ってお着物を引っ張り出してきたよ。ふふふ。

 

振袖と帯は私のお古だから手間なしね!

と思ったら大間違い。

今の世代の子は足や腕が長いのですねえ。

洗い張りついでに娘の寸法に仕立て直し。

帯も、今は飾り結びが派手だからか、昔のが単に短いのか、

クリーニングついでにいったんほどいて布を足して仕立て直し。

 

せめて、帯揚げ帯締め、バッグと草履と髪飾りだけは娘に好きなものを選ばせ、

腰紐やら着物下着やら、そっかあ二人分いるんだ!と一つずつチェックしながら買い足し、

ようやく前撮りの日を迎えたのでした。

なんてことない、安いおまかせレンタルパックくらいの出費になっちゃったじゃないの。

 

私の着物だけでも、独身の頃に合わせていたピンクの帯締めや帯揚げでは

「50代にはう、う~ん」と呉服屋さんに言われたので(当然か!それでいけると思っていた自分バカ)、

急きょ田舎から渋い色の小物をいろいろ送ってもらったりなんだりドタバタ。

 

なんとか無事に、思い通りの成人式写真と家族写真を撮り終えました。

もう成人式が終わった気分だわ。

 

 

 

 

 

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長年愛用していた化粧品ポーチがボロボロになったので、

新しいのをさがしていたの。

ところがねえ、ちょうどいいサイズがなかなか見つからない。

 

で考えを変えることにした。

私は化粧台を持っておらず、ポーチを持ってって好きなところで塗り塗りするし、

朝晩必ず使うものだし、この際ファスナーもいらない!カゴでよし!

しかも、自分で好きな大きさの作ればいいじゃん、あれあれ、あれで。

 

 

引っ張り出してきましたわよ。

クローゼットの奥にしまい込んでいたエコバンド。

何年ぶりかしらん?

まずゲージをとって、設計図を書いて、この残り紐たちで足りるか計ってと。

 

ジャジャーン、でき上がり!

ピッタリサイズの化粧品カゴ。

 

と思ったら、ゲージを取ったにもかかわらず、でき上がりが思ったより小さい。

手鏡が入らないっ!

・・・まいっか。

手鏡、・・・いらないっかあ~!じゃあサイズの合わない市販ポーチでもいいじゃ~ん!とは言わない。意地でも。ククク。

 

満足、満足。

老後の楽しみを一つ思い出せてヨカッタっと。

 

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