黒執事二次小説・シエリジ・ふぉ ~いん・らぶ その11
セバスチャンからの問いに、戸惑い を隠せないポ-ラは、目線がふらふ らと泳いでいた。
満面な笑みを浮かべ、直視して来る 彼の自分への視線を感じ、次第に身 体が熱くなる。
「ポ-ラさん。今はエリザベス様は 眠っておられます。私と貴女の二人 だけです。何なりとお話下さって、 結構ですよ。」
流れるような横目が何とも色気が漂 う、妖艶なセバスチャンの顔に、見 とれてしまった。
「は……い……。」
顔を赤らめるポ-ラに、彼は、熱視 線を送り優しく笑う。
両手の人差し指をもじもじと絡ませ 、俯き陰んに、彼女は口を開き始め る。
「あの……、実は、私、……。」
「はい。何でしょう?」
「あの……、セバスチャン様の事が ……。」
「私の事が?」
「あの……、以前より……。」
「どうしましたか?!」
彼の誘導に流れるまま、ポーラは目 を潤ませ、セバスチャンにもたれ掛 かる。
「……あの、貴方様の事を……ずっ と、……お慕いしておりました!! !」
ニヤリと笑い、ポ-ラを抱き寄せな がら、彼女の口元に手を寄せた。
「え……、あの……、セバスチャン 様?!」
寄せられた手に緊張感が走り、もしかしたら、彼は、私を好きなのかもしれないと頭が過ぎった。
~続く~
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