「彷徨う心・・・」
全ての事を投げ出してみたくなることもあるだろう。
でも、
投げ出した後の失うものの多さを考えると誰もが躊躇する。
しかし
失うもの以上に得ることが多ければ・・・
昔、世界各地を彷徨っているとき、背中に担いだバックパックの荷物を投げ出すと
（本当は船便で日本に送った）・・・身体の負担だけではなく、心も軽くなったもんだ。
今の世の中、そう簡単に思い通りには行かない。だから面白いと僕は思っている。
簡単に世の中が自分の思い通りになるのは妄想者の頭の中のイメージか、驕った政治家しかいないだろう。
上手くいかないから苦労する。
その苦労が実になる。
苦労の手前で神様は僕らにチャンスを与えてくれる。
そのチャンスを生かすために知恵とアイデアを発揮する。
積み重ねた失敗の経験が生かされる。・・・と思っている。
上手く行かないからと諦めるのは簡単だ！ 世の中、簡単で通していると絡みあった釣り糸の様に、チャンスを生かせず、目の前で跳ねる大物を逃がしてしまうことになる。
「苦労」・・・本当の意味は頑張って働いた事を「労う／ねぎらう」事なんだ。
でも、苦労して上手く行っている人は、ちっとも苦労したなんて思っていない。
知恵出して皆で協力して頑張って実行すれば「苦労」したことさえ忘れてしまう。