「若者達よ!」 | 「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

「若者達よ!」・・・凄く古ーいフレーズだけど、他に思いあたらなので・・・


 短気は損気だという事を・・・僕も若い時は知らなかった。(頭になかった。)


10代から20代は自己主張の塊で、先生や上司から意見されるとガンガン言い返していた。・・・


 僕が当時(27年前入社)勤めていた、小さなH社の創業者の現S会長はある意味、大人/たいじん(度量の大きな人)だったのだ。・・・今は東証一部上場企業になった。

 良く仕事の事で言い争って来た。それでも首にはならず引き上げて貰った。・・・あらためて感謝です。


 そんな僕の性格を引き継いだのか、我が家の二男君(アメリカ留学中)は学校の先生と衝突したらしい、・・・授業の事で話に行って、おもわず机を叩いて引き上げてきたそうだ。最初から相性も良くなかった。たぶん売り言葉に買い言葉だとは思う。・・・しかし、息子君よ。自分の主張が通らないからと言って、いきなり感情に任せた行為をしたのはヨロシクない!と思う。・・・僕も人の事は言えないが、。損得を考えろとは言えないが、。・・・今の自分の状況とこれからの目標、目的を考えると・・・

というより、師に対しての態度ではないと思うよ。・・・「うぅーん」気持ちは良く分かる。

 父(僕)も小学生のころから先生と言われる人に常に反発してきたから、。・・・全ては僕の責任だと思う。・・・しかし、50歳を過ぎて思うが感情的な衝突には何の「意義」も見出せなかった事を・・・冷静に自分の主張を相手に伝えるにはどうしたら良いのか?その前に、その状況にあるのは自分に至らないところがあったのではないか?と謙虚に考えることも必要だと思う。

 話し方にも話すタイミング(時と場所)も考えた方が良い。もちろん相手にも問題はあるだろう。・・・ひとつだけ時を重ねて様々な経験を積んで分かった事は、他人を変えることは出来ないという事。だからこそ唯一変えれる自分を変えてみるのだ。話し方、態度、相手に対する思いを変える事で、相手への見方も相手からの見方も少しずつ変化(軟化)してくるものだ。

 たいじん(大人)だったS会長と激しく言い争って来たが、考えると尊敬してたし、信頼していた。そんな思いがあったからこそ好きな事を言って来れたのだと思う。

 息子よ!若者達よ!尊敬も信頼も出来ない相手に対して感情的になるのは無駄な事だと思う。そのエネルギーを自分を高める為に使った方が身になる。

 ・・・その前に先ずは、謝る事も必要だよ。それが大人(おとな)だと言うもんだ。