「問題は見えている・・・気付かないふりをしてるのだ。」 | 「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

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出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

「問題は見えている・・・気付かないふりをしてるのだ。」


 今日はF大学での後期の授業の最後の日、僕の授業ではテストは行わない。

プレゼンの発表や、レポートの提出で成績を付けている。

 今日は学生がインターシップで行った企業への提案をプレゼンして貰った。

プレゼン内容の完成度はイマイチだが、彼ら自身が訪問しヒアリングやアンケートや実際に働いた部分で感じた事や気付いた事は企業の本質に迫る大問題を含んでいた。

 社員のモチベーションの低下、現場職員のモラールの低下やサービスソフトの低下、役職者の保身主義の為、問題を隠匿、隠蔽しようとする体質、・・・

確かに大手企業は豊富な人材、専門化された部門、大手コンサル会社の導入で仕組化、システム化は進んでいる。それは組織力の強さだと思う。

 しかし、現場の人の意識、心の問題が伴っていないことに気付いていてもその事をあらためる行動が出来ていない事が多い。・・・

 企業体質としてコンプライアンスの問題の根底になるだけに、役職者や企業トップは学生の言葉であっても素直に耳を傾け、改善すべき動きを取る事が必要だと思う。

 ・・・厳しい時こそ、お客様の信頼を失う行為や社員のモチベーションの低下に繋がる問題は排除しなければならない。


 素直な心・・・本当に必要ですね。

講義をしながら、僕も学生諸君にいつも教わっているのだとあらためて思います。

 感謝です。