「高身長で手足が長い」「自然気胸を起こした」――

 

 

この身体的特徴から、どこまでマルファン症候群を疑うべきでしょうか? 

 

 

今回は、突然の胸痛と呼吸困難で救急外来を受診し、自然気胸と診断された若年男性を取り上げます。 

 

 

診察すると、高身長・やせ型で四肢や指が長く、サムサインとリストサインも陽性でした。

 

 

 特徴的な体型や身体所見は、診断の大切な手がかりです。

 

 

しかし、それだけでマルファン症候群と診断することはできません。

 

 

身体所見を診断の「答え」ではなく、次の評価へ進むための「手がかり」として活用する過程を、症例ストーリーと図解で学びます。 

 

 

 

 

※本動画は医療従事者・医学生を対象とした教育目的の内容です。個別の診断や治療については、循環器内科、遺伝診療科などの専門医へご相談ください。

「箸を落とすことが増えた」「手に力が入らない」「右手が痩せてきた」——。

 

 

 63歳の男性に現れた、少しずつ進行する右手の筋力低下。

 

 

やがて筋肉のピクつきや足のつっぱりも加わり、神経内科で詳しい検査を受けることになります。

 

 

 今回の動画では、ALS(筋萎縮性側索硬化症)が見つかるまでの経過を、症例ストーリーで解説します。 

 

 

 

 

※本動画は医学教育および一般的な医療情報の提供を目的としています。個別の診断や治療に代わるものではありません。気になる症状がある場合は、神経内科などの医療機関にご相談ください。

 

夜中、突然「右目の奥をえぐられるような激痛」で目を覚ました30代男性。

 

 

 本人は片頭痛だと思っていましたが、診断は「群発頭痛」でした。

 

 

 群発頭痛は、三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)の一つです。

 

 

片側の眼窩部から側頭部に極めて強い痛みが起こり、流涙、結膜充血、鼻閉・鼻汁などを伴います。

 

 

片頭痛では安静を好むことが多いのに対し、群発頭痛では落ち着かず動き回ることがある点も重要です。 

 

 

突然の激しい頭痛や、これまで経験したことのない頭痛では、くも膜下出血、脳動脈瘤、下垂体病変、急性閉塞隅角緑内障などの除外が必要です。

 

 

※本動画は医学学習・疾患啓発を目的としたもので、個別の診断や治療を行うものではありません。

 

「頭がズキズキする」「光や音がつらい」「動くと痛みが悪化する」

 

——その頭痛の正体は?

 

今回の動画では、以前から頭痛を繰り返していた20歳代の女性が、仕事中に片側の拍動性頭痛や吐き気、光過敏・音過敏を認め、総合診療科を受診する症例を紹介します。

 

片頭痛にはどんな特徴があるのでしょうか?

 

どんな風に診断しているのでしょうか?

 

お役に立てれば幸甚です!

 

 

 

 

「ただのほくろ」と思っていた黒い斑点が、実はメラノーマ(悪性黒色腫)だったら? 

 

メラノーマは皮膚に発生する悪性腫瘍のひとつで、早期発見が重要です。

 

 この動画では、症例のストーリーを通して、メラノーマを疑うサインから診断・治療までをわかりやすく解説します。

 

 特に、ほくろとの見分け方として重要な「ABCDE」を紹介します。

 

 A:Asymmetry(左右非対称)

 B:Border(境界の不整)

 C:Color(色調の不均一) 

 D:Diameter(直径6 mm以上)

 E:Evolving(大きさ・形・色などが時間とともに変化)

 

※直径6 mm未満でもメラノーマは否定できません。気になる皮膚病変や、形・色・大きさが変化している病変がある場合は、自己判断せず皮膚科で相談してください。

 

 

 この動画は医学・医療に関する教育を目的としたもので、個々の患者さんの診断や治療に代わるものではありません。

「最近、歩くのが遅くなった」 

 

家族からそう指摘された高齢男性が総合診療科を受診しました。

 

 

 パーキンソン病は、手の震えだけで発症する病気ではありません。

 

 

歩行の遅さや動作の乏しさ、体の硬さ、便秘、嗅覚低下、睡眠障害などが診断の手がかりになることがあります。 

 

 

診察でどのような所見に注目するのか動画を通して分かりやすく学びます。 

 

 

 

 

※本動画は医療教育を目的としています。個別の診断や治療については、医療機関で医師にご相談ください。

 

「最近なんとなくだるい…」「寒がりになった」「体重が増えた」

 

 そんなよくある症状の背景に、甲状腺機能低下症が隠れていることがあります。

 

 今回は、倦怠感を訴える患者さんの症例を通して、甲状腺機能低下症について解説します。 

 

 

 倦怠感、寒がり、体重増加、便秘、むくみ、皮膚乾燥など、一見すると非特異的な症状が診断の手がかりになることがあります。 

 

 

研修医・若手医師をはじめ、日常診療で甲状腺機能低下症を見逃したくない方におすすめの内容です。 

 

 

 

※本動画は医学教育を目的としたものであり、個々の患者さんに対する診断・治療を目的としたものではありません。

中年女性にみられた倦怠感、体重増加、指先のしびれ。 

 

 

クリニックでは更年期障害も疑われましたが、原因ははっきりせず経過観察となりました。 

 

 

その後、総合診療科で診断されたのは「手根管症候群」。

 

 

さらに、両側性の症状を手がかりに検索したところ、背景に甲状腺機能低下症が見つかりました。

 

 

手根管症候群は、手根管内で正中神経が圧迫されて生じる絞扼性神経障害です。

 

 

多くは特発性ですが、両側性の場合は、甲状腺機能低下症、糖尿病、関節リウマチ、妊娠、肥満、アミロイドーシスなどの背景疾患にも注意が必要です。

 

 

 

 

 

※本動画は医療従事者・研修医向けの教育コンテンツです。個別の診断や治療については、医療機関へご相談ください

仕事帰りの電車内で、突然の激しい動悸と息苦しさに襲われた30代女性。

 

 胸の圧迫感、発汗、震え、めまい、手足のしびれが現れ、「心臓が止まるかもしれない」と感じて救急搬送されます。

 

検査では異常がなく、「過換気症候群」と説明されました。

 

パニック障害では過換気を伴うことがあります。

 

しかし、救急外来で「過換気症候群」と診断されても、発作を繰り返し、予期不安や回避行動によって生活が制限されている場合、その背景にあるパニック障害が見逃されている可能性があります。 

 

ただし、過換気を起こす人がすべてパニック障害というわけではありません。

 

また、動悸、胸痛、呼吸困難などは身体疾患でも起こるため、初めから精神的な症状と決めつけないことが重要です。

 

 

 

「暑くもないのに、無性に氷が食べたい」 この一見不思議な症状が、鉄欠乏性貧血のサインであることがあります。 

 

 

今回は、氷を繰り返し食べるようになった中年男性が、立ちくらみや息切れをきっかけに受診し、鉄欠乏性貧血と診断される症例を紹介します。 

 

 

 鉄欠乏性貧血では、鉄剤を投与するだけでなく、「なぜ鉄が不足したのか」を調べることが大切です。

 

 

特に成人男性では、消化管出血や消化管悪性腫瘍が隠れていないか注意が必要です。

 

 

 

 

 ※本動画は医療従事者・医学生の学習を目的とした一般的な医学情報です。個別の診断や治療については、医療機関へご相談ください。