楠 貴弘(くすのき たかひろ)です
やる気はあるのに体が動かない
必要性は感じるのに行動に移せない
やる気が持続しない
勉強したいのは確かだが気が進まない
ついソファに横たわってしまう
スマホを見てダラダラしてしまう
もしあなたが
脳の意外な仕組みを知って
自動的に行動できるモードに切り替えられたら
あなたの今後の人生において
例えばどんないい事が起きそうですか?
最初に断言しておくと
人間というのは怠けるようにできています
面倒なことはしたくない。
少しでも楽をしたい。
というのは
エネルギー温存の必要観点から
人間の生き残りをかけた本能的思考なんです。
当たり前すぎて
言うまでもないのですが
成功している人に共通していることは
【成功するまで行動し続けた】
ということです。
現在輝かしい成功をおさめている人たちも
スタート時はそのほとんどの人が凡人だったはずです。
本能的な思考から
脳が面倒くさがったり
脳が楽を求めたりしたことも
絶対にあったはずです。
なのになぜ成功者は
成功するまで
行動をし続けることができたの
でしょうか
人間の多くは
成功したいと思いながらも
なかなか行動に移せず
行動に移せたとしても
途中で簡単に挫折して辞めてしまいます
やがて
【すぐ諦めてしまう自分】に
慣れてきて
【すぐ諦める自分】がセルフイメージとして定着し
チャレンジすらしなくなります
「初めても途中でどうせ辞めるから無駄だな
なら最初から何もしない方が無駄が省けるな」
という思考ですね
そうして最終的に
「ま、無難に生きられればいいか」
といった結論におさまってしまう訳なんです。
つまり
コンフォートゾーンに居続けてしまうということですね。
本能的に
脳はリスクが少しでもありそうなことは
したがりません。
だからこそ1番安全だとはっきり明らかになっている
ゾーン(生活スタイル・パターン)に居たい訳です。
ですので
このコンフォートゾーンをいかに脱出できるかどうかが
大きな分かれ道だと
言っても過言ではないのですね
先程も触れたように
成功したいのに行動できないのは
単純に面倒臭い(脳にとって都合が悪い)からです。
ではここで
あなたの行動を操っている脳について
少し考えていきましょう
行動するには
根性や気合いなど強い意思が必要だと思いますか?
どうやら、
そうでもないそうなのです。
脳科学の研究では
脳の仕組みを利用したもっと別のアプローチ、
しかも凄まじくシンプルで
簡単な方法で
自分の行動を変えることができることが分かってきているんです
1983年にベンジャミン・リベットという
科学者によって行われた実験により
脳は体を動かす行動の0•5秒前に
神経の伝達物質から指令を出していることがわかりました。
つまり行動の0・5秒前に脳が行動を決めていたのです。
さらに2008年、マックス・プランク研究所の研究者が
行った実験では
意思決定が意識に登る7秒も前に
脳の活動を検出することができたというのです。
要するに
脳はあなたが意識する前にすでに次の行動をするための準備に入っているということなんですね
行動を開始する前に脳で発生している電気的な変化のことを準備電位といい
これは名前の通り、脳が行動するための準備をしているという状態です。
この、脳内で電気が発生して準備が整うことであなたは実際の行動を起こせる訳なんです
やる気が起きなくて行動に移せなかったという状態は
脳が行動に移すための準備を十分にできていなかったことでもあるんです。
実際の行動に結びつけるためには
あなたの気合いや根性よりも
この【脳の準備】が必要だったということなんです
逆にいうと
この準備電位をきちんと整える事ができれば
あなたは自動的に
行動することができるという訳です
さてそれにはどうしたらいいのか
最も簡単、最もシンプル、最も有効で
とっておきな方法として挙げたいのが
1日のやりたいことを
リスト化してスケジュールを作ることです
いや。。。小学生かよ。。。
と、少々侮りたくなりますよね。
ですが
小学生が遠足に行って
そこそこ量のある行程やイベント、場所の移動を順序よくこなしていけるのは
遠足のしおりに書いてあるスケジュール表があるからに他なりません。
大人もそうです。
スケジュールを見て
脳に次の行程を準備させておくのです
何度も触れているように
あなたの実際の行動は
7秒も前にあなたの脳が決めているのです。
だからこそ脳にいかに自分の理想的な判断をしてもらえるかが最大のポイントなのです。
自分の理想的な人生を送るのに有益な意思決定をしてもらう為に
脳に次の行動に向けた準備をしてもらっておくことの重要性がわかりますよね
スケジュールのリスト化と聞くと
地味な上、アナログ感が半端ないのですが
これが極めて有効だと私は感じています。
アナログだからこそ基本や初心を保つことを体現できていると思うのです
私も以前
大切な1日のうちの数時間を
だらだらと無駄に過ごしてしまう生活をしていました。
そんな自分の生活に目を向けず
自己検閲もなく過ごすうちに私は
究極なまでに八方を塞がれ
精神的窮地に立っていました。
後にも先にもあの崖っぷちな状況はもうないだろうと言い切れるほどです。
今はそんな状態から回復し、どん底を味わった身として
今現在がどん底だという方のお力添えをしています。
というのも
苦境に遭遇していた頃の私は
自分がこんなにも奈落の底に落ちてしまうなんて
想像すらしていなかったんです
自分や家族の将来に
光を微塵も感じられなくなり
自分への憤り、過去への後悔、罪悪感、誰に向けてるのかすら分からない激しい怒り
そんな中、全く自分を愛することも大切に尊重することもできなくなっていきました。
その思いはもはや、限りなく叫びに近いもので
当時の辛さは私の人生の中でダントツに君臨しています。
ですが
「助けてほしい」が本当の気持ちだったにも関わらず、私はその助けの求め方も
何が自分にとっての本当の助けや救いになるのかも分からなくなっていたのです。
精神的にも息苦しく、実際にも胸や肺が苦しく感じる毎朝を迎えながら
私はいろんな学びの場などに出向き自己投資もしましたが
もがくだけで、まだまだだ冷たい海の中に投げ出されたままの状態でした。
それは私がいかに
「自分だけはうつ病にならない」
「自分が精神疾患と関係あるはずがない」と
決めつけていたのかがわかりました。
本当にそうなった時に正しい対処法が、私には分からなかった。
天狗になっていたことをただ悔やみました。
◯自分にとって何が救いなのか分からない
◯理想と現実のギャップで苦しんでいる
◯大きな決断をするのが怖い
◯自分のこれからに希望を持てない
現在そんな思いを抱えている方の
お力添えをいたします
あなたの成功促進剤・楠 貴弘(くすのき たかひろ)