スペシャリスト
を選択してみませんか？『適材適所』
という言葉がありますが
私はその言葉が痛く身に染みた経験があります。
置いてある場所が違うだけで、本来の価値が全く損なわれてしまうものってありますよね。
それは物だけではなく、人も同じで
持ち合わせた才能を
自身でもきちんと納得できる以上に発揮できるのは
その場所がその人にとっての
【適所】であることが必要条件です。
さて
我々人間は、心から湧き上がる純粋な感情だけでは
行動・決断ができない生き物です。
どうしても無意識に
打算的な【尊徳勘定】で
物事を判断してしまうからです。
それは時に、
見栄を張るためだったり
人より優れているように思われたい
格好いいと思われたい
一目置かれたい
という
欲望のためだったり
なるべく努力をせずに多くを得たいという
気持ちを満たすためだったり
そうやって、選択する道を自ら間違って進み、適所ではない場所に足を踏み入れるのです。
ですが
【人生は選択の連続】
というのが現状
ケンブリッジ大学の
バーバラ・サハキアン教授の研究によると
人は一日3万5000回もの回数で、何かしらの決断をしていると考えられています。
毎日の小さな選択ではなく
自分の人生においての
大きな決断だと思う岐路に立ったとき
「この先が
読めたらいいのにな・・・。」と
心の底から切に願ったことがある人は
少なくはないのではないでしょうか。
私の経験上、人生においての大きな決断は大体ビジネスやキャリア関連で起こると考えています。
この先の会社の情勢が決まるかもしれない決断
年収や生活水準が
大きく変わってしまうかもしれない決断など
まさに社会で働く身としては
【生死】に関わる決断を迫られる時もあるでしょう。
そんな中、一番望ましくないことは
『適所じゃない場所で
社会的に死ぬこと』
働く氣力も、やる氣もしっかりあって
役に立ちたいという氣持ちさえあるのに一向に開花せず
ただ適所じゃないというばっかりに
出会うべき同僚・先輩とも出会えず
氣の合わない人間関係に取り囲まれ
やることなすことを全てダメ出しされて
毎日縮こまって仕事をする。
そして「役に立ちたい」という
そのポジティブな意味のはずだったやる氣が逆に
役に立てていない自分を咎め
自分の味方になってあげることも
ついにできなくなっていき
最終的に心には大きな傷が無数につき
社会的に死んでしまう。
こんな悲しいことはないと
私は強く思います。
なぜなら、私自身も経験したことがあるからです。
あなたは今、いるべき場所で
心から穏やかに笑っていますか？
あなたが出会うべき
氣の合う人たちに囲まれていますか？
あなたの周りの人たちがあなたを咎めたりせず
また、自分を自分自身が咎めたりせず
日々、美しく積極的な心で生きられているなら
それは、きっとあなたのいるべき場所です。
『自分の人生に疑問がある』
『今現在の生活が最善なのか自信が持てない』
『過去にしてきた決断が合っていたのか分からない』
『近々、大きな決断を迫られているが自分の選択を信じられない』
そんな不安が頭にあると堂々と人生を楽しめませんよね
私は人生はどのタイミングからでも
進路変更が
大いに可能だと考えています。
そしてさらには
今後の人生を先読みする方法はたくさんあり
先読みした【人生の波】に乗ることが
自己実現への決定的な第一歩なのだと断言します
なぜなら、人生の波に乗ることができると
まず人間関係や自分の身近な周辺環境から
変化が現れてきます。
【人間の悩みは4種類に分けられる】
と聞いたことがありませんか？
それは以下の通りで
1・人間関係
2・仕事関連
3・金銭面
4・健康状態
の4種類です。
4種類に分けられるというだけで
実はこれらは繋がってもいて
①の人間関係の課題が解決すると
②の仕事関連も自ずとスムーズに流れ始め
仕事が軽やかに動けば
③の金銭面の課題も徐々に解決に向かいます。
そして金銭面が整うと
体にかけられるお金の余裕が生まれ
④の健康状態も良好になるのです。
言うこと無しですよね
さて
こんなに良い事が起きるのは
なぜでしょうか
それは【自分が変わったから】が一番の理由です。
人生の波に乗るとは
自分を適所に持っていく事とも言えます。
つまりまずは適した環境に身を置き
自分に向かってやってくる波に対して
適切に対応する力を養い
それを実践できているということ。
それが、人生の波に乗れている状態です。
自分が変わると
目の前のその全てが変化を始めます。
大切なことなので再度言いますが
重要なのは
【自分の人生に適したことを具現化していくこと】
【自分の適所を知り常に行動に反映させること】
自己実現とは、実はとってもシンプルなのです
