読んでみてください。

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では、こちらも読んでみてください。
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真ん中の文字の形は、同じなのですが、
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アルファベットの並びだと「B」、数字の並びだと「13」と読むのが自然ですよね。



○ ○ ○


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こちらも、左右の単語の真ん中の文字の形は、まったく同じ。でも、「THE CAT」に見えます。



○ ○ ○

読んでみてください。
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「RED SPOT FISH DEBT」と読めると思います。

でも実は、「RED」の「R」と「SPOT」の「P」は同じ形。「RED」の「E」と「FISH」の「F」は同じ形。「RED」の「D」と「DEBT」の「B」は同じ形。



○ ○ ○

こうしてみると、言葉を読むときって、文字の形の細かい部分がどうこうよりも、ちゃんと単語になるかとか、意味がおかしくないかってことを第一に読んでいるみたい。


で、そういう頭の中での処理のことを、トップダウンプロセスといいます。

 Top: 一番上 Down: 下へ

文字通り、一番上から下へいくってことです。反対の意味の言葉はボトムアップですね。

 Bottom: 一番下 Up: 上へ


会社でトップダウンといったら、社長命令で社員が動く。ボトムアップといったら、社員が決めて上の人たちを動かす。


じゃ、頭の中の一番上ってなんですかね。


今回の文字を読む例でいくと、単語全体の意味を考えるのがトップ。で、文字の形の細かい部分を見るのがボトム。物事を全体的に捉えるのがトップの仕事。細部を見るのがボトムの仕事。

なので、トップダウンの処理というのは、文字が微妙な形でも、文字の一部が隠れていても、意味から判断して、これは「B」、これは「13」、と認識していくプロセスのことです。

たいてい、物を見たり、文字を読んだり、話を聞いたり、、何かを認識するときには、トップとボトムの両方の処理を頭の中で行っています。



○ ○ ○

では、最後に、もう一つおまけに、Facebookなどでよく出回っている、トップダウンの例をご紹介。

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スペルがめちゃくちゃなのに、ちゃんと読めちゃう。


日本語版を作ってみた。
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「THE CAT」 と 「RED SPOT FISH DEBT」の画像は、この本から↓
Rumelhart, D. E., McClelland, J. L., & the PDP research group. (1986). Parallel distributed processing: Explorations in the microstructure of cognition. Volume I. Cambridge, MA: MIT Press.