そんな素朴な疑問を聞かれたんで、写真付きで説明します。

勉強内容のほんの一部だけど、こんな感じ:
(左上)双発機に関係する空気力学
(右上)緊急時のチェックリスト(エンジンが故障した場合とか、火災時の緊急処理など)
(左下)飛行機のスピード表(フラップとか、ギアを下ろす時の速度など・・・)
(右下)双発機のマニュアル(別名Pilot Information Manual)
これだけじゃない。
まだ、実技がある。
飛ぶ時のテクニック、演習、アプローチなどは、自分自らの経験によって得るものが多い。
ざっくりとした説明だったけど、これが大学の授業と平行に行っている「訓練」(飛ぶこと)。
飛ぶこと。それは、大きな壁にぶち当たりながら、その壁と向き合い、
諦めず、すべての内容を吸収していきながら、自分の腕で最後は勝ち取る。
4年間フロリダにいて、そう感じた。
4年前、一緒に同じスタートラインに立った同期のやつも、今では飛ぶことを諦めたものも多い。
やっぱり、そう簡単に諦められないでしょう。
今までの努力がいつか報われるためにも。
