あなたの趣味は何ですか?
と聞かれて一番に思い浮かぶのは本を読むこと。
なんの特徴もない趣味ですが、どんな時間が一番好きかと聞かれても本を読んでいる時間が真っ先に思い浮かびます。
毎月何かしら購入しており、本棚は常に一杯。
旦那さんも読書好きのため、多いときは月に50冊ぐらいの本がやってきます。
そんな状態なので、かなりこまめに読み終えた本は手放しているのですが、ずっと手放せないジャンルの本がありました。
一つは英語。
そしてもう一つは料理本。
でも、昨晩、ふと、いまが手放し時と本棚から引っ張りだすことが出来ました。
そこで思ったこと。
『ああ、この2つはわたしが握りしめて手放せなかった、ちっちゃいプライドなんだなぁ。』
英語は、わたしの人生を大きく変えてくれたものです。
地元の高校に行きたくなかったわたしは、英語の成績だけ良く、そのおかげで地元外の高校に通えることになりました。当時、難関で無理だろうと言われていた高校に、自分の中学から初めて入学したのです。
また、仕事でチャンスをつかめたのも英語のおかげ。
だから、必要なくなっても、ずっと勉強してきました。
でも、それは今後使うから、ではなく、英語を通じて自分を大きく見せようとしていたみたいです。
自分に自信がないから、少し秀でていたこともある英語にずっとしがみついていた。
参考書を整理しながらこのことに気がついてとてもスッキリ!
料理本も同じです。
東京に行ったりするときは、特に食事の用意をすることなく、作りたくないときは外食したり出前をとったり。
これがいつもの私です。
でも、料理本を買って読んで、少しでもいい妻になろうとしてる感を感じたかった。
ずっと前に手放したと思っていた、本心では望んでいない理想の奥さん像に、未だ縛られていたのです。
いつも完璧な献立を用意し、家事も完璧で、かつ自己実現しているキラッキラの奥様像。
そんなこと、一度も旦那さんに求められたことがないのに、勝手に、そうであらなければと思っていた。
レシピ本が並んだスペースがスッキリして、いまは部屋の空気まで軽くなったようです。
実は、もう一つ、手放せないジャンルがあるのですが、、、こちらはもう少しお世話になりそう。
さて、明日は東京です。
いよいよ最後のメイクレッスンが始まります。
メイクに対する認識がどう変わっていくのか楽しみです!