息子の中学受験期間中、私が仕事を始めたのでブログから遠ざかっていました・・・・。

 

前回書いたのが息子が新小6になるとき。

今はもう中学受験終わり。

1年以上・・・・。

 

息子は、結局初志貫徹。

地元の私立中に合格しました。

 

習い事もやめず、最後の模試の偏差値が59で終わりました。

新小4のときに同じくらいの偏差値で通信くらぶに加入して、

毎日コツコツ1~3時間くらい勉強して、

遊びもやめず、

睡眠時間も8時間以上確保して、

乱高下ありつつ、結局出口偏差値も同じくらいなんだな、と。

中学受験て不思議ですね。

 

受かったら行くよ、と思える学校を2校だけ受けて、2校とも受かって、

そして第一志望に進学します。

 

母親の狂気。

 

いつ私は狂気にまみれるのかと期待していましたが、

結局何もせずに終わりました・・・・。

 

本番前3日間の合計勉強時間、4時間くらいですからね・・・・。

 

高校入試よりはずっと勉強時間少なかったので、高校受験回避としての中学受験としては大成功だったのではないでしょうか。

 

そんな、総括。

今週末の組分けテストで、5年生のカリキュラムも終わりですね。

来週はお休みですが、再来週からはもう新小6がスタートです。

受験の年。

自分も息子もどうなるのかちょっと疑問です。

 

5年生の組分けテストは、大体55~60くらいでした。

一度ずつもっと上ももっと下もありました。

それは、見事に国語のテーマが彼にぴたりとはまったときと、逆に何もわからなかったときですね。

(国語が大体いつも偏差値の足を引っ張るのに、まさかの国語が一番良い偏差値を叩き出すという・・・)

 

塾がないので勉強時間はすべて家庭学習時間なんですが

5年生は多くても3時間強くらい。

習い事の練習は毎日1時間半くらいです。

睡眠時間はまだまだ受験勉強始まる前と変わっていません。

6年生はどのくらい勉強するんでしょうかね。

少なくとも復習教材(4科のまとめ)をやらないといけない分、今までより増やさないといけない気がします。

 

とにかく、習い事は辞めず、できる範囲で頑張ってもらえたらと思います。

 

小3の一時期、そろばんを教えていたことがあります。

小3の算数にそろばんがあって、周りの子が結構やっていたので「やってみたい」と。

元々私はそろばん育ち。

息子にも小2の春からやらせるぞ!と思っていたのに、本人の拒否によりあえなく玉砕していた過去があります。

これは渡りに船とばかりに、教えました。

(そろばん教室に通わせたかったけれど条件が「お母さんから習う」だったので)

そしたら、あれよあれよと2か月くらいで3級までいきました。

 

これは、楽器を長年やっていることで「何か(楽譜やそろばんの計算式)を見ながらその通りに指を動かすことに慣れていた」ということもあります。

そして、初見奏が強い理由である「処理速度が速い」ということにも由来します。

もちろん「毎日〇分(その時のレベルによりまちまちでしたが)」という設定を毎日土日もきちんと守ることに何も疑問を感じないルーティン大好き人間であることも大いに関係します。

小3で四則の概念が身についていたため、小還元や大還元で躓くこともなかったのも一因でしょう。

 

そんなわけで、3級の合格基準に達したあたりから暗算を始めました。

が、これが見事にできない。

今度は彼の「ワーキングメモリーの低さ」が邪魔をするわけです。

(彼は処理速度とワーキングメモリーの数値の乖離が激しいタイプ)

十の位を処理している間に一の位のイメージが消える。

一の位の処理をしている間に十の位のイメージが消える。

暗算をやっている息子を見ていると「やりたいこともどうやってやるかもわかるけど、脳みそがついていきません」と物語っていた。

もちろん時間をかけて訓練すれば必ず良くなるが、そこまでして訓練したいものでもない。

なぜなら、息子はすでに「工夫して計算する」という気持ちがあったから。

 

例えば私はそろばん育ちなので、38×9なんて式を見たら何も考えずに答えを脳内で文字通り弾き出す小学生でしたが、

息子はすぐに「380-38」と思うようです。

または、360-18。

小学生の私は「この式とこの式が同じとか考えるより、計算した方が速い」という計算マッチョな人間でしたが。

この辺りの変換力は処理速度の速さに起因する気がします。

 

ということで、そろばん式はすぐに「どうやってそろばんをやるか理解した」という低いゴールを越えて終了となりました。

本人もそろばんを使うのは楽しいが暗算は苦痛だと言っていたので、別に苦痛なものをやらずともよい、ということで。

 

その代わりに、小4の夏休み、コロナで暇ということもあり、はなまるラボのアプリ「究極の計算」を与えてみました。

やりたかったらどうぞ、という感じで彼の使うタブレットに入れておきましたが、

水を得た魚のごとくやっていました。今も週1くらいで遊んでます。

 

先週は「円(2)」ということで、円周や弧の長さ、面積なんかを出していましたが、

いかに「×3.14」に代表される小数計算を最後まで取っておくか、ということに関して彼に指導することは何もありませんでした。

そろばんやっていてある程度暗算力があると計算式を左から順にやっていくので、「×3.14」を何度でもやって、その積同士を足したり引いたりして(それだと見た目の桁数が4桁-4桁などになる)結局はミスが出たりするのですが、そういうことがありません。

 

息子は「頭に一旦保存するのは難しいから、常にちゃんと筆記で記録していく」というスタイルでいくようです。

四谷大塚の「毎日の計算」なる計算テキストを毎日やっていますが、

1回5分程度で満点が普通なので、あのとき無理にそろばん式にこだわらなくて良かったと思っている今日この頃の話でした。