「お邪魔しまーす」
今日は浜田の家に泊まる。
なぜなら明日は試合だから朝早くから学校に集合しなきゃならない。
自分ん家から行くこともできるけど、
浜田ん家の方が俺ん家より数倍学校に近い。
今日も夜遅くまで練習だと言ったら泊まれと言われた。
相手が浜田なら遠慮する必要もないので泊まらせてもらうことにした。
玄関に入ると良い匂いが漂う。
「おーう、飯あるけど食うか?」
「食う」
荷物を放り投げてイスに座る。
「おいおい、一応人ん家ですよ。ていうかとりあえず手は洗え。」
「へいへい」
適当に返事をしたら、浜田はなんかぶつぶつ言っていたけど気にはしない。
手を洗い、また席に戻るとそこには立派な料理が並んでいた。
「うまそう!」
「素直でよろしい」
「お前って、変に器用だよな」
「一言多いんだよ、お前は」
今日の練習のことや、明日の試合の相手の話などしながら夕飯を済ます。
「朝、早いんだろ?早く風呂入って寝ろ」
「おー」
重い体を引きずりながら風呂に向かう。
風呂から上がると、テーブルは綺麗に片付いていて、布団が敷かればっちり寝れる状態に。ボスンと布団に横たわる。
携帯に目をやるとメールがきていた。
「あ」
「なに?」
「明日、試合無しになった。しかも練習もないらしい」
「へー、珍しい!」
「奇跡的な休日だ。」
「じゃあ明日は午前一杯寝るんだろ?俺、朝から1日中バイトだから適当に帰っていいぞ。」
「え、鍵は?」
「ポスト入れといてくれればいいよ」
そんな会話を交わしてから、数分で俺はもう寝てしまっていた。
目覚めた時刻はPM1:00。
久しぶりにぐっすり寝て、ぼーっとする。テーブルに目をやるとそこにはおにぎりがあって、書き置きには
『食ってけよ。』
と一言。
(朝からバイトなんじゃないのかよ。)
ふと考えて思う。
自分も朝からバイトなのに、練習で遅くなる俺を料理を作って待っていて、風呂も沸かして、布団もしっかり用意して、朝飯までわざわざ作ってくれている。
どんだけ俺はこいつに世話かけてるんだ?と。
しかもそれが当たり前のように思ってしまって。
(甘えすぎだろ、俺。)
いつも毎日練習で俺はあいつに何もしてあげてない。たまには俺があいつのために何かしてあげてもいいんじゃないか。というか何かしてあげたいと思った。
とりあえず家事をしよう。
洗濯をして、布団を片付けて、部屋を掃除をする。そんなことをしていたら、もう18時になっていた。
1日中バイトといっても、朝から働いてるなら7時頃には帰ってくるよな。
よし、そろそろ夕飯作るか。
冷蔵庫を開けてみると、たまねぎ、にんじん、肉など…。
これでできる料理はオムライスか?
と考えて早速、料理にとりかかる。
具を切って炒めて、後は卵だけってときに、玄関でガチャガチャと音がする。
「あれ、鍵開いて…」
「おー、お帰り」
声をかけると浜田はビックリしていた。
まぁ俺はもうとっくに帰ったと思ってるんだから当然だ。
「え、泉?なんで?」
「たまには俺が迎えるのも悪くないかなって」
そう言うと浜田は、ニヤっと笑って
「そうかぁー、そうだよなぁー」
と上機嫌な様子。
ニヤニヤ俺を見てて気持ち悪い。
「な、なんだよ!」
「別にぃ?お、なんか良い匂い!」
「あー今、夕飯作ってた」
「まじで!?」
バタバタとキッチンに向かった浜田の後についていく。
「オムライス?」
「そう。でも俺たまごうまく焼けないんだよ」
「じゃあ一緒に作ろっか?」
ほんとは最後まで俺が作ってあげたかったけど、満面の笑みで言われると断れない。し、こんな恥ずかしいこと言える訳ない。
「あ、」
何か思い出したように呟いた浜田に、どうした?と聞こうとした瞬間、抱きしめられた。
「泉、ただいま」
言うの忘れてたから、なんて耳元で優しく囁かれれば、やっぱりたまにはこういうのも悪くないなと思ってしまった。
【いつの日も言葉を選べず途方に暮れる僕 言葉に頼らず抱きしめる君】
浜泉でした。
甘めですね(´∀`)
泉は浜田と同棲してるのかって聞かれるくらい、浜田の家に遊びに行ったり、泊まったりしてたらいい、という妄想から生まれたSS。
ま、野球部の部活が急になくなることはありえないけどそれはその…ね(笑)
浜田はきっといい主夫です(笑)
言葉も行動もストレートな男!
そして泉は、誰にも負けないくらい浜田を想ってるけど恥ずかしくて言葉には出来ません。だからたまに行動で示そうとしたりしたらいいっていうね(笑)
ツンデレ泉大好きだよ\(^O^)/
□UMI□
今日は浜田の家に泊まる。
なぜなら明日は試合だから朝早くから学校に集合しなきゃならない。
自分ん家から行くこともできるけど、
浜田ん家の方が俺ん家より数倍学校に近い。
今日も夜遅くまで練習だと言ったら泊まれと言われた。
相手が浜田なら遠慮する必要もないので泊まらせてもらうことにした。
玄関に入ると良い匂いが漂う。
「おーう、飯あるけど食うか?」
「食う」
荷物を放り投げてイスに座る。
「おいおい、一応人ん家ですよ。ていうかとりあえず手は洗え。」
「へいへい」
適当に返事をしたら、浜田はなんかぶつぶつ言っていたけど気にはしない。
手を洗い、また席に戻るとそこには立派な料理が並んでいた。
「うまそう!」
「素直でよろしい」
「お前って、変に器用だよな」
「一言多いんだよ、お前は」
今日の練習のことや、明日の試合の相手の話などしながら夕飯を済ます。
「朝、早いんだろ?早く風呂入って寝ろ」
「おー」
重い体を引きずりながら風呂に向かう。
風呂から上がると、テーブルは綺麗に片付いていて、布団が敷かればっちり寝れる状態に。ボスンと布団に横たわる。
携帯に目をやるとメールがきていた。
「あ」
「なに?」
「明日、試合無しになった。しかも練習もないらしい」
「へー、珍しい!」
「奇跡的な休日だ。」
「じゃあ明日は午前一杯寝るんだろ?俺、朝から1日中バイトだから適当に帰っていいぞ。」
「え、鍵は?」
「ポスト入れといてくれればいいよ」
そんな会話を交わしてから、数分で俺はもう寝てしまっていた。
目覚めた時刻はPM1:00。
久しぶりにぐっすり寝て、ぼーっとする。テーブルに目をやるとそこにはおにぎりがあって、書き置きには
『食ってけよ。』
と一言。
(朝からバイトなんじゃないのかよ。)
ふと考えて思う。
自分も朝からバイトなのに、練習で遅くなる俺を料理を作って待っていて、風呂も沸かして、布団もしっかり用意して、朝飯までわざわざ作ってくれている。
どんだけ俺はこいつに世話かけてるんだ?と。
しかもそれが当たり前のように思ってしまって。
(甘えすぎだろ、俺。)
いつも毎日練習で俺はあいつに何もしてあげてない。たまには俺があいつのために何かしてあげてもいいんじゃないか。というか何かしてあげたいと思った。
とりあえず家事をしよう。
洗濯をして、布団を片付けて、部屋を掃除をする。そんなことをしていたら、もう18時になっていた。
1日中バイトといっても、朝から働いてるなら7時頃には帰ってくるよな。
よし、そろそろ夕飯作るか。
冷蔵庫を開けてみると、たまねぎ、にんじん、肉など…。
これでできる料理はオムライスか?
と考えて早速、料理にとりかかる。
具を切って炒めて、後は卵だけってときに、玄関でガチャガチャと音がする。
「あれ、鍵開いて…」
「おー、お帰り」
声をかけると浜田はビックリしていた。
まぁ俺はもうとっくに帰ったと思ってるんだから当然だ。
「え、泉?なんで?」
「たまには俺が迎えるのも悪くないかなって」
そう言うと浜田は、ニヤっと笑って
「そうかぁー、そうだよなぁー」
と上機嫌な様子。
ニヤニヤ俺を見てて気持ち悪い。
「な、なんだよ!」
「別にぃ?お、なんか良い匂い!」
「あー今、夕飯作ってた」
「まじで!?」
バタバタとキッチンに向かった浜田の後についていく。
「オムライス?」
「そう。でも俺たまごうまく焼けないんだよ」
「じゃあ一緒に作ろっか?」
ほんとは最後まで俺が作ってあげたかったけど、満面の笑みで言われると断れない。し、こんな恥ずかしいこと言える訳ない。
「あ、」
何か思い出したように呟いた浜田に、どうした?と聞こうとした瞬間、抱きしめられた。
「泉、ただいま」
言うの忘れてたから、なんて耳元で優しく囁かれれば、やっぱりたまにはこういうのも悪くないなと思ってしまった。
【いつの日も言葉を選べず途方に暮れる僕 言葉に頼らず抱きしめる君】
浜泉でした。
甘めですね(´∀`)

泉は浜田と同棲してるのかって聞かれるくらい、浜田の家に遊びに行ったり、泊まったりしてたらいい、という妄想から生まれたSS。
ま、野球部の部活が急になくなることはありえないけどそれはその…ね(笑)
浜田はきっといい主夫です(笑)
言葉も行動もストレートな男!
そして泉は、誰にも負けないくらい浜田を想ってるけど恥ずかしくて言葉には出来ません。だからたまに行動で示そうとしたりしたらいいっていうね(笑)
ツンデレ泉大好きだよ\(^O^)/
□UMI□