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心変わり

「帰ります。」

どんなに喧嘩をしていても帰るメールは欠かさない私。

あとから「あのときメールしなかった」ととやかく言われたくないから。

数分後に返信がきた。

「洗い物ありがとうございます。切符ありがとうございます。切符のお金は少し待ってください。お風呂は入りますか。」

洗い物は出かける前に時間があったのでしておいただけ。別に恩を着せるつもりもない。

切符は、大晦日から妻の実家に帰るために購入しておいたものを今朝置いておいたから。

交通費は割り勘です。往復10万円かかりますから。私に妻の分まで旅費を出す余裕はありません。

お風呂は私が朝に入るのがメインなので、夜に体を温めるために入るか、ということを聞いています。入るならお湯を沸かしておくという意味です。

「どういたしまして。お風呂入ります。」

そう返信して帰途につきました。

「ただいま」

「おかえり」

妻の声が少し柔らかい。

「私のすることは全て迷惑ということですね。よくわかりました。そんなに嫌なら別れればいい。」

という妻からのメールに対して、

「どう捉えてもらっても構いません。」

と返信したのがよほど堪えたのか、怒っている時のとがった口調とは全く違った柔らかい声だった。

私は妻の入れた風呂に入り、ホットミルクを飲んで、少しネットサーフィンをしてから床についた。

「おやすみ」

「おやすみ」

やはり妻の口調が柔らかい。


私は床についたものの、なぜか一向に寝られませんでした。うとうととしてはいるものの熟睡モードに入ることができない。


これからの結婚生活をどうしていったらいいのか。

本当に別れるべきなのだろうか。


そんなことを考えていたせいで妙に頭が冴えてしまったのです。


4時頃になって妻が寝室に入ってきました。

私は寝ているふりをしていました。

すると、

妻が私の布団に足をいれてきて絡みついてきます。

そして、私の腕を自分の胸元に引き寄せて手をつなぎだしました。

昨日までは蹴りをいれてくるような女が、急にしおらしくなっています。

たぶん、


別れる。


という現実に直面しつつある今の状況に耐えられなくなっているのでしょう。妻は私と別れる気はありませんから。


私は妻の温もりを感じたからか、寝ている間に危害を加えられる危険がない、と安心したのかはわかりませんが、程なく眠りにつきました。



2時間後に起きると、

キッチンではタイマーで米が炊かれていて、冷蔵庫には弁当箱におかずが入っていました。

作らなくてもいい、と言ったのにどうゆう風の吹き回しかわかりません。妻は料理が好きではないのです。

しかし、この「好意」を無駄にすることはできないので、ありがたくお弁当として会社へ持参していきました。


こうした妻の心変わりというか、態度の変化にはもう慣れています。

また数日もしないうちに、私のアラを探して文句を言ってくるに違いありません。

もう妻には何も期待していない。

この冷め切った感情が、

以前のように燃え上がることができる日が来るのだろうか…

好意

我が家は共働きです。

が、

仕事中のランチに外食できるほど裕福ではありません。

なのでお弁当を持参することになるのですが、

妻が平日に作り、私が休日のときは私が作っています。

料理があまり好きではない妻に対しての配慮で、なるべく負担をかけないようにと、お弁当以外でも、休日の料理はすべて私が担当しています。

妻は今日で仕事納め。私の仕事納めは大晦日なので、明日から3日間私の分だけお弁当が必要なのですが、

せっかくの年末休みくらいゆっくりしてもらおうと思って、

この年末はお弁当はいらないから。

という旨のメールをしました。

ゆっくりしてほしいから、好きではない料理をしないですむようにと思ってした私の「好意」なのですが、

こんなメールが返ってきました。

「私のすることは全て迷惑ということですね。よくわかりました。そんなに嫌なら別れればいい。」



先週のクリスマスに妻がプレゼントを買ってきてくれたのですが、私があまり嬉しそうにしなかったそうなんです。それを引きずってのこのメールなのですが、

正直、

この程度の発想しかできないほど、妻の心は荒んでいるんだなと思いました。

プレゼントをあげたという妻の「好意」を私は踏みにじったらしいです。普通に「ありがと」と言っただけなのに。

「どう捉えてもらっても構いません」

怒りに任せてこう返信しました。そのあと返信はありせん。

人の気持ちを思いやる、気配りができる女性だと思って結婚したのに、

蓋を開けてみれば、

自我に満ちた究極のS女でした。

この人には夫婦関係を良好に保とうという気概が感じられない。

私が妻にひれ伏してしない限り良好な夫婦関係が保てないのです。

お弁当が美味しくなくても、いつでも「美味しかったよ」と言わなければならない。

プレゼントをもらったら「すごいうれしー。ありがとうっ」と精一杯喜びを顕にしないといけない。

自分の感情を自由に、自然に表現できないんです。

ほんの少しでも表現できればまだいいのですが、それもままならない。

私の言うことは全て否定される。

いったい何様なんだろうか。

いったいなんのために一緒に暮らしているのだろうか。

もう、疲れた。

離婚届は年末年始でももらえるのかな…。

蹴り

寝る時間はそれぞれバラバラです。

私が仕事で朝早いので先に寝ます。だいたい12時くらいでしょうか。

その後妻が寝ます。多分1時くらいだと思います。

昨日は休みだったのですが、私が普段と同じように12時頃に床につきます。

うとうとと寝てはいるのですが、

たいてい、

妻が寝室に入ってきたときに目覚めます。

ふとんをバタバタさせる音で起きてしまうのです。

そんなことはあまり気にしていないので、目覚めてもすぐに寝てしまうのですが、

昨日は、

妻に蹴りを入れられました。

理由は不明です。

意味もなく蹴りを入れてくるのです。

これってどういうことなんでしょうか。

仮にも、

家庭を支えている人間に対して理由もなく蹴りを入れてくるのです。

これって、

完全に私が見下されているってことですよね。

私に対してなにか気に食わなかったから、蹴りを入れてくるのです。

もう、嫌だ。

せめて寝るときくらい安眠させてほしい。