一番欲しいもの
私には分かってる。
一番守りたかったもの
ちゃんと見えてた。
でも
いつだって
一番に願うものは
手に入らない。
叶わない。
既にもう願いは途切れた。
25年間願ってきたのに
一番守りたかったものは
容易く消えていった
あの日の
あの言葉で。
だから私は
全て捨てると決めた。
万が一、戻りたいと思っても
もう戻れないように
自分で仕向けた。
全て背負って出てく覚悟で。
善も悪も
私が背負っていけば
少しはまだ
守りたかったものの灯火が
まだ残ってくれる
ような気がして。
そのためなら
ひとりでも
かまわない。
だから
もう戻らないって決めた
全て
捨ててでも。
ごめんね
25年間の私へ。