この手を
傷つけたのは
哀れんで欲しい訳じゃない。
流れる鼓動を
この目で
見たかったから。
確認したかったから
今
私は
生きてるってことを。
だから
そんな目で
そんな言葉が
欲しいんじゃない。
生きてるって
ただ
知りたかっただけだから。
不安の中で
答えが見つからなくても
明日は来る
数時間後に。
もがく私が
見つけた答えが
この傷
この傷跡。
分かってる。
多分
一生消えない事も。
分かってる。
そんなんじゃ
答えが
出てこないってことも。
ただ
安らかに
眠りにつきたい
この血を見て。
誰も
触りたくない
この手を見ながら。