お芝居をみているようなお話会のBettyさんです。
こんにちは。
昨日の土曜日、小学校の公開授業がありました。
(いわゆる、授業参観ですね。)
私どもの住む区では、「読書科」という科目がありまして、
その授業も公開されました。
Bettyさんは そこで、読み語りの実演を任されましたて、
誠に 有難いことです。
お初に伺うその小学校へ車でGo
我が家から車で30分くらいです。
絵本と、小道具と、舞台設営の道具を摘んで参ります。
今回は、1年生全クラスと、保護者の方も一斉に鑑賞されます。
1クラス単独で 1回
2クラス合同でもう1回の、二回上演ですね。
ですから、「普段の短時間の読み語りでは叶わないもの。
そして30分飽きることなく充分楽しめるもの。
何より心に残るもの。。。。」
そう考えて、メニューを作りましたよ。
こちらです。私の大好きなお話。
小さな絵本です。お聴きください。
1.『こぐまのくまくん』 (福音館書店)
作:エルサ・H・ミナリック
絵:モーリス・センダック
訳:松岡享子
日本初版:1972年6月…約50年前 ※海外初版1957年
朗読劇風に。客席の皆さんも参加できます。
2.『おしゃべりなたまごやき』 (福音館書店)
作:寺村輝夫
絵:長新太
初版:1972年12月…約50年前 ※作品誕生は1956年
国は違えども、
同じころ(作品の誕生も初版も時期がほぼ一緒!)に、
同年代の作者(作・絵の4名とも1920年代生まれ!)が、
子供たちに向けて創ったお話です。
かくて、想像力豊かな子どもたちは、
大きな声で笑い、目を輝かせてみていました。
保護者の方や先生も、子どもたちも出演して、
賑やかなお話会になりましたね。
こぐまにくまくんのお話も、王様のお話も、
まだまだ沢山ありますから、他のエピソードも読んでみてね。
因みに、『おしゃべりなたまごやき』は、
コロナ前までは、毎年、幼稚園に恒例で行っておりました。
有り難い事に子供達がよく覚えていてくれ、
数年後、小学校で再会すると、私に、
「僕の幼稚園に大きい王様を持って来てくれたよね」
「知ってるー!ほら、鶏に王様が追い掛けられるお話の人」
「卵の、卵の、卵焼き~」
などと、ニッコニコしながら側に寄ってきてくれたものです。
そんなときBettyさんも 嬉しいのよO(≧∇≦)o
また、添付のリブログ記事のように、これをキッカケに
シリーズ読破するお子さんもいて、
お母さんからそんな話を伺うと、嬉しいのよO(≧∇≦)o
さあ、今回のこの小学校のお子さん達のこころには、
楽しき思い出できたでしょうか。
一緒にご覧になった親御さんと、共通の話題になるといいな
と思います。
お気に召したら、
図書館でのBettyさんのお話会にもどうぞ、御運び下さいね、
大歓迎致します。。感謝合掌
以下ご参考に・・・
『こぐまのくまくん』
☆エルサ・H・ミナリック・・・(1920 -?) 米国の児童文学作家。デンマーク生まれ。4歳でアメリカへ移住し、地方新聞の記者を経て、児童文学作家となる。
☆モーリス・センダック(1928-2012)・・・アメリカ ニューヨーク生まれ。『かいじゅうたちのいるところ』でコールデコット賞、国際アンデルセン賞などを受賞。
☆松岡享子(1935-2022)・・・神戸生まれ。松の実文庫を創設し、財団法人東京子ども図書館理事長(初代)などを歴任。創作、翻訳などロングセラーの著書多数。翻訳に『しろいうさぎとくろいうさぎ』、「うさこちゃん」・「パディントンの本」シリーズなど多数。
『おしゃべりなたまごやき』
☆寺村輝夫(1928 - 2006)・・・東京都生まれ。56年に「ぞうのたまごのたまごやき」を発表。以来「ぼくは王さま」シリーズをライフワークとして書き続ける。61年『ぼくは王さま』で毎日出版文化賞受賞。84年「独特のナンセンステールズで、子どもの文学の世界を広げた」功績により巌谷小波文芸賞受賞。「寺村輝夫のとんちばなし・むかしばなし」「わかったさんのおかし」「かいぞくポケット」など、子どもに人気のシリーズが多い。。
☆長新太(1927-2005)・・・東京生まれ。「おしゃべりなたまごやき」(福音館書店刊)で文芸春秋漫画賞、国際アンデルセン賞国内賞
以上