小学校の公開講座で読みました | Bettyさんのお話会&劇的語りユニットWaiのブログ☆朗読・読み語り・絵本パーティ☆☆

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子供向けお話会の様子や大人のための朗読会の公演案内と出演情報の他、読んだ絵本や作品について備忘録を兼ねて記します。絵本や童話をイキイキと素敵に読む楽しさや読書の愉しみが伝わると嬉しいです。他に、本の修理・図書ボランティアなど本にまつわる事ばかり綴って参ります。

お芝居をみているようなお話会のBettyさんです。

こんにちは。

 

昨日の土曜日、学校小学校の公開授業がありました。

(いわゆる、授業参観ですね。)

私どもの住む区では、「読書科」という科目がありまして、

その授業も公開されました。

Bettyさんは そこで、読み語りの実演を任されましたて、

誠に 有難いことです。

お初に伺うその小学校へ車車でGoダッシュ

我が家から車で30分くらいです。

絵本と、小道具と、舞台設営の道具を摘んで参ります。

 

今回は、1年生全クラスと、保護者の方も一斉に鑑賞されます。

1クラス単独で 1回

2クラス合同でもう1回の、二回上演ですね。 

ですから、「普段の短時間の読み語りでは叶わないもの。

そして30分飽きることなく充分楽しめるもの。

何より心に残るもの。。。。」

そう考えて、ラブラブメニューを作りましたよ。

こちらです。私の大好きなお話。

 

小さな絵本です。お聴きください。

1.『こぐまのくまくん』 (福音館書店)

    作:エルサ・H・ミナリック

    絵:モーリス・センダック

    訳:松岡享子

    日本初版:1972年6月…約50年前 ※海外初版1957年

 

 朗読劇風に。客席の皆さんも参加できます。

2.『おしゃべりなたまごやき』 (福音館書店) 

    作:寺村輝夫                      

    絵:長新太  

    初版:1972年12月…約50年前  ※作品誕生は1956年

イギリス日本アメリカ

国は違えども、

同じころ(作品の誕生も初版も時期がほぼ一緒!)に、

同年代の作者(作・絵の4名とも1920年代生まれ!)が、

子供たちに向けて創ったお話です。

乙女のトキメキかくて、想像力豊かな子どもたちは、

大きな声で笑い、目を輝かせてみていましたキラキラ

保護者の方や先生も、子どもたちも出演して、

賑やかなお話会になりましたね。

クマこぐまにくまくんのお話も、まじかるクラウン王様のお話も、

まだまだ沢山ありますから、他のエピソードも読んでみてね音符

因みに、鳥『おしゃべりなたまごやき』は、

コロナ前までは、毎年、幼稚園に恒例で行っておりました。

有り難い事に子供達がよく覚えていてくれ、
数年後、小学校で再会すると、私に、
ニコニコ「僕の幼稚園に大きい王様を持って来てくれたよね」
目がハート「知ってるー!ほら、鶏に王様が追い掛けられるお話の人」
怒り「卵の、卵の、卵焼き~」
などと、ニッコニコしながら側に寄ってきてくれたものです。
そんなときBettyさんも 嬉しいのよO(≧∇≦)o飛び出すハート
また、添付のリブログ記事のように、これをキッカケに
シリーズ読破するお子さんもいて、

お母さんからそんな話を伺うと、嬉しいのよO(≧∇≦)o飛び出すハート


さあ、今回のこの小学校のお子さん達のこころには、

楽しき思い出できたでしょうか。

一緒にご覧になった親御さんと、共通の話題になるといいな

と思います。

お気に召したら、
図書館でのBettyさんのお話会にもどうぞ、御運び下さいね、
大歓迎致します。。おねがい感謝合掌

 

以下ご参考に・・・

『こぐまのくまくん』 

☆エルサ・H・ミナリック・・・(1920 -?) 米国の児童文学作家。デンマーク生まれ。4歳でアメリカへ移住し、地方新聞の記者を経て、児童文学作家となる。

☆モーリス・センダック(1928-2012)・・・アメリカ ニューヨーク生まれ。『かいじゅうたちのいるところ』でコールデコット賞、国際アンデルセン賞などを受賞。

☆松岡享子(1935-2022)・・・神戸生まれ。松の実文庫を創設し、財団法人東京子ども図書館理事長(初代)などを歴任。創作、翻訳などロングセラーの著書多数。翻訳に『しろいうさぎとくろいうさぎ』、「うさこちゃん」・「パディントンの本」シリーズなど多数。

『おしゃべりなたまごやき』 

☆寺村輝夫(1928 - 2006)・・・東京都生まれ。56年に「ぞうのたまごのたまごやき」を発表。以来「ぼくは王さま」シリーズをライフワークとして書き続ける。61年『ぼくは王さま』で毎日出版文化賞受賞。84年「独特のナンセンステールズで、子どもの文学の世界を広げた」功績により巌谷小波文芸賞受賞。「寺村輝夫のとんちばなし・むかしばなし」「わかったさんのおかし」「かいぞくポケット」など、子どもに人気のシリーズが多い。。

☆長新太(1927-2005)・・・東京生まれ。「おしゃべりなたまごやき」(福音館書店刊)で文芸春秋漫画賞、国際アンデルセン賞国内賞

以上