定時制高校に通っていたころ、バス賃が勿体ないのでよく歩いて帰っていた、その日は生徒会の居残りで終わったのは午後11時を回っていた、外に出ると小雨が降っていたが構わず歩いて帰った。距離にして3キロほどである、その途中に駅があるのだが回りにススキや竹などが生い茂っていて線路が見えない状態だった、駅に近づいて行くと ススキが ガサガサガサと揺れ中から幼稚園児をつれた10~12歳位の女の子が出てきた、ぬおっとビックリして立ち止まり良く見て見ると、煤けた服を着たホームレスみたいな格好して脇にゴザを抱えていた、その上妙に色味が少ないと言うか赤みがない、すると「お兄さん遊んでかない?」と声をかけてきた、 えっと思ったのと同時に背筋にぞわぞわぞわっときて次の瞬間ダッシュして逃げていた、2~30㍍離れて振り返ると二人ともこちらを見ていた、そしてまたダッシュで逃げた。 それ以降見る事もないし噂話も上がらなかったので、幽霊なのかホームレスなのか不明だ。 ただ11月の北海道で半袖ワンピース姿はあり得ない。 20数年前の話です。
