アップ遅くなりました。

7月20日、鶴川落語会

扇辰・兼好二人会に伺いました。


お二人ともお久しぶりです。
楽しみに伺いました。

さぁ開演です!

桃月庵ぼんぼりさん
「やかん」
白酒門下のぼんぼりさん。お名前はよく見ていましたが高座は初めて。ぼんぼりさんって可愛らしいお名前ですね。元気良くて良かったです。ぼんぼりさん、頑張ってくださいね。

扇辰師匠
「蕎麦の隠居」
枕ではロビーで売っているコーヒーについて。
いつも売っててでも買ったことはなかったのですが扇辰師匠曰く苦味のあるタイプの美味しいコーヒーなんだそうです。美味しい淹れ方の説明までなさってました。
それから↑のポスター、チラシなど扇辰の辰の字が間違っていることを指摘。
「今日は扇一辰でございます」と笑いを誘いました。
噺のほうは「蕎麦の隠居」初めて聴いた噺。
演目表に「矢野誠一作」って書いてあったけど新作なのかしら?隠居さんのキャラが面白かったです。

兼好師匠
「応挙の幽霊」
枕では枕を考えるのも大変というお話をなさりながら「コーヒーの淹れ方、というのはいいですね」と扇辰師匠をイジります(笑)
ネタは「応挙の幽霊」これまた初めて聴く噺
掛け軸に描かれた幽霊が出てきてしまうのですが、これがいい女で、というお噺。
江戸時代に活躍した絵師、円山応挙作の掛け軸のようです。幽霊と古道具屋さんのやりとりが楽しい一席でした。

仲入り

兼好師匠
「一分茶番」
これも初めて聴く噺。テレビでは聴いたことあったような気がするけど生では初めて。
芝居噺です。番頭さんから芝居に出るように頼まれた飯炊きの権助さん。一分もらって芝居に出ることに、その後のドタバタ噺。
芝居噺好きなので嬉しかったです。

扇辰師匠
「匙加減」
一席目の枕で大宣伝されていたコーヒーの売り切れ宣言!帰りに買おうと思っていたのに仲入りで売り切れてしまったんですね。残念。
噺のほうは「匙加減」という芸者さんを身請けすることにまつわるあれこれ、大岡裁きでハッピーエンド。めでたしめでたし。

大満足でお開き



初めて聴く噺ばかりでとても楽しく、また勉強になりました。
いろんな人を聴くことの大切さを実感しました。この会はvol1と言うことで、この先も続いていきます。次回も楽しみです。

良い1日になりました。
扇辰師匠、兼好師匠
ありがとうございました!