PWL RECORDS、、、1987年、ストック・エイトケン・ウォーターマンが本格的にスタジオにありとあらゆる機器をフル装備して、新たなるPWLサウンドを世に送り出した年。
でもね~第1弾となったマンディ・スミスの売れ行きはパッとせず、1stアルバムをリリースしたけどその内容には様々な疑問の数々~。
まず彼女の1stシングル「I JUST CAN'T WAIT」は記念すべき「PWL RECORDS」第一弾なんだけど、ご存知のとおりUKでは殆ど全くヒットしなかった、、、イタタタタァ~。ヨーロッパ全域では大ヒットだったみたいだけど本国UKでの反応がイマイチなのはとても心残り。
続く第2弾となった「POSITIVE REACTION」がこれもまたヒットせず~。この後もPWLスタッフによるシングル「BOYS & GIRLS」、「VICTIM OF PLEASURE」が無残にも全て大コケてしまったのよね~。
でもね、この1stアルバム「MANDY」を聴いてみるとそんな結果にも納得できるの。大ヒットしなかった要因は、第一にマンディ嬢の歌唱力の無さは否定できないわね~。二番目は、ストック・エイトケン・ウォーターマンがアルバムに関わった曲数が「MANDY'S THEME」を除き、10曲中たったの4曲という少なさと、肝心なストック・エイトケン・ウォーターマン作品のクオリティの弱さね。そしてアルバムのジャケット上の曲目クレジットと、CDの曲目がバラバラで合っていないの。普通ならば慎重に慎重を重ねチェックすべきところよね、だって記念すべきPWL RECORDSの最初のアルバムなのよ!
忙しかったのか、またはアルバム・リリースするギリギリまでストック・エイトケン・ウォーターマンは迷い続けていたのかしら?彼ら自身でもこの程度のアルバムの仕上がりと、リリース前のプロモ時期の前評判の不安材料があったにも関わらず、それよりも先にPWL RECORDS設立を優先していた為、シングル曲のクオリティーにはあんまりこだわらなかったとか、、、