PWLは実力あるリックをじっくりと温めていたの。彼が正式にデビューする以前から、O’chi Brown やLisaとのデュエット・コラボはご存知のはずね、実はその前からも彼一人で歌っている作品が存在するのよ!
それは、1986年にリリースされた「Knights & Emeralds」というOSTの中で「Modern girl」という曲を歌っていたの。この曲は、あのModern girlではなく、Daize Washbourn & Watermanによるソングライティングという非常に珍しい企画曲。 しかし楽曲、聴いてみると80年代当時によくあるPWLらしくないポップスといったところ。ともかくこの流れをみるとPWLアーティストでもこれだけ大事にされていた人はいないでしょうね。
そしてO’chi Brownが歌った「Whenever You Need Somebody」をカヴァーし大ヒットさせたのも、リックでなければ出来なかった功績のひとつ。またこの曲や「Never Gonna Give You Up」のような~爽やかなストリングス~にフィットするボーカルもリックならではなの。