十角形に関連する問題:

元々、十角形を中心に音ゲームを作りたかったが、色々な問題が生じてしまった。
                           

コントローラーとの使用:

挿絵のように、ユーザーのアナログスティックがまっすぐに右に動いたら、十角形のどの部分が活発になるか。

十角形の辺と辺の間にあるため、判定ができない。

この場合、どう処理すればいいのか。

上の部分と下の部分の両方が活発なのか。

それは紛らわしすぎると思うため、その形状は、普段のゲームのコントローラーに向いていないと判断いたします。

スマホゲームだったら、問題ではありませんが、もし、PCとスマホに発売したいのなら、これを使うのは篤案ではない。

 

アナログスティックのセンサーって、こんなに精度が悪いのか!

アナログスティックのセンサーは、摩耗によって精度が落ちることを知った。

残念ながら、コントローラーのセンサーの信頼性はあまり高くない。結論が出ているくらい有名な問題です。

https://www.diva-portal.org/smash/get/diva2:1482832/FULLTEXT01.pdf


https://www.researchgate.net/publication/238347023_Filtering_of_analogue_sticks_on_joypads_for_improved_control_precision


アナログスティックを利用したいのなら、その入力をフィルターしなければならない。

例えば、自分のゲームの場合を見ましょう。

下のgifでは、アナログスティックの端を滑らかになぞるように動かしていたが、

赤い色の丸はフィルターされなかった入力、青い色のエリアがフィルター後の入力です。赤い丸は時々あちこちに動いてしまう。一方、青い色のエリアがあまり飛ぶことはない。


この入力をフィルターするためのコードは以下の通りです。

しかし、この方法ではアナログスティックのレスポンスが遅くなってしまう。このフィルターは音ゲームに向いていないかもしれない。

急に右から左へ、または上から下へと素早く動かすことに対応したいので、別のフィルター方法を考える必要がある。

アナログスティックを利用する音ゲームのため、相応しいノートレーヌの形は何か:

十角形の形は適していないと分かったが、では、どの形が最適なのだろうか?

八角形や十二角形を使えば、「まっすぐ右に動いたはずなのに…」という問題は起こらなくなる。しかし、八角形の見た目があまり好きではないため、使いたくない。一方で、十二角形を使うと、ユーザーの操作がコントローラーに対して 精密すぎる可能性がある。

そう考えた結果、次のような操作方式を試してみようと思う。
(Paintで描いた…)

八角形のように動かせる形になっている。中央の赤い円は「デッドゾーン」、つまり、この範囲内ではユーザーの入力を無視する。


…ん?この形、どこかで見たことがあるような…?

まさか!これは「ラジアルメニュー」と言うことだ!

この形がよく利用される理由が分かった!

恐らく、これは偶然ではない。また、普段このメニューの選択肢は八つである。
多分、アナログスティックを使う場合、選択肢が八つなのは最適かもしれない。

さらに調べたところ、「FINAL FANTASY VII REBIRTH」というゲームには、ラジアルメニューを活用した音楽ゲームがある。このゲームは参考になりそうだ。

 

*母国語は日本語じゃないので、ご了承ください。