噺のわかる人。


ウィキペディアで改めて調べてみた。

エヴァファンはみんなすごいなと感心。( ̄□ ̄;)!

旧劇場版製作発表時のこと。

当初、
総集編+25話26話リメイクこそ『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH & REBIRTH シト新生』として1997年春に公開予定、完全新作劇場版を1997年夏に公開するだったけど、

REBIRTH編の制作が追いつかず、春の段階で、25話の途中までしか公開されなかったのはそのため。

急遽謝罪会見を行い、夏にREBIRTH完全版を公開すると公約。それが、「THE END OF EVANGELION」らしい。



当時は、てっきりEOEの大幅な予告編的先行サービスかと思ってたけど、そうだったのか、と納得。
( ̄∇ ̄+)

じゃあ、当初夏に予定だった完全新作劇場版はどうなったのかというと、

「次が出来ないように殺しちゃうんです。もう疲れましたから」という庵野監督の証言からも伺えるように、お蔵入りしたという。


当時のプロデューサーも新劇場版制作時に
「12年前の『エヴァ』では、あの頃の社会状況や庵野さんの内面の問題があったりして、 特に劇場版は世界が破滅して、シンジとアスカだけ生き残るという破滅的な形で終わりましたから、あの続きはありえないんですよ」と話している。


当時、庵野監督がどんな完全新作を作ろうとしていたか知りたい。
(-_☆)

あれから12年経って、

新劇場版が生まれてよかった。。゚(T^T)゚。

2006年秋の新劇場版製作発表で、

新劇場版は、前回のTVシリーズ及び劇場版を「旧世紀版」と呼称したいという庵野監督の意向により製作され、

前作では明かされなかった「新たな真実」が描かれると発表。

完結編は完全新作となり、その終わりは企画段階の構想に近い、大団円となるエンターテイメント志向の作品になるということも2006年段階で発表されている。


しかしながら、同日発表時に、

前編は2007年9月に公開、中編は2008年陽春、

後編と完結編は2008年初夏に公開される予定と公表されている。

その翌年の春に中編の公開時期は2008年、後編+完結編は公開日未定と改められた。


いやいや、「シト新生」の頃の教訓活かされてないじゃん(苦笑)

案の定、全然間に合ってないもの。


まあ普通のアニメ映画製作でも一年かかるのに、あのクオリティでやってしまったらそら、遅れるわ。で、遅れただけあって、満足のいく内容になっているからすごい。

行列のできるラーメン屋と同じだね。

待った甲斐がある。


もひとつ驚いたことがある。

新劇場版は、庵野監督が出資したいわゆる「自主製作」扱いだというのには驚いた。

これは、原作者が権利も保持する側面を強め、自身がTV版で普及の要因を担った製作委員会方式とは異なる方式に立ち返る意図も示しているとのこと。


だから、大ヒットするエンターテイメント構造のヱヴァを作らないといけないわけですね。完結編の大団円構想とも繋がった。

にしてもこれって、何気に日本一の自主制作映画じゃないか?

他にもこういう手法をとっている映画あるのかな。


最後に、

現時点での新劇場版残り2作の上映時間が書かれていた。


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(Quickening)
公開日未定、上映時間:45分予定。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:未定(完結編)
公開日未定、上映時間:45分予定。


絶対に、変わると思うけど、

45分ずつでいくなら、やっぱりEOEと同じ手法をとるんだろうな。

早くて、来年の冬。


でも、庵野監督のことだから、こだわり抜いて上映時間延びて、

単発公開って感じにもなりそう。

それこそ97年を彷彿させて、

「Q」を2011年春に「完結編」を同年夏とかに。


でも下世話なはなし、「破」がこんなに人気だったら、

短発で公開したほうが収益上がるもの。

2つ同時に見せたいというこだわりをとるか、収益をとるかは


公開次第だね。