この1年の振り返り、仕事編です。

このブログにも何度か書きましたが、仕事熱心…というかワーカーホリック気味だったので、
まだまだ変わっていく途上ではありますが、いろいろと探りながら良い働き方を模索しているところです。

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◆仕事復帰は術後18日(退院からは10日)のタイミングでした。時短も特にせず、フルタイムでの復帰です。
 自宅療養したつもりではあったんですけど、やっぱり復帰直後は少しきつかったです。
 定時近くなると、バテバテになっていることもありました。


◆トイレの回数が増えたのですが、デスクワークメインで会社の人にもがんのことは全てオープンにしていたので、
 トイレについては特に問題ありませんでした。


◆今でも排便の回数が人より多い(1日に2~3回)という自覚はありますが、

 それ以外はほぼがん発覚前と同じ心境で働いています。


◆術後1ヶ月ごろ(12月中旬)の外来が印象的で、いまだに夫と話題にすることがあります(笑)

   O医師:そういえば仕事はいつから戻るの? (←年内いっぱいくらいは自宅療養すると思っていた)
   私  :え?11月の最終週からフルタイムで戻ってますよ!! (←自信満々)
   O医師:!・・・ということは手術の前と同じ生活だよね… (←苦笑いしながら夫に確認をする)
   夫  :ええそうですね・・・ (←お前もちゃんと見張っておけよ、という視線を感じたらしい)

 まあ、O医師の外来はいつもこんな雰囲気です。心配性の優しいお父さんみたいな感じです。


◆仕事で疲れ果ててしまわないように、「1日を8割の力で過ごす」イメージを持つようにしています。
 なので残業も多少はするのですが、20:00はよっぽどのことがない限り超えない、と決めています。
 土日出勤も極力せず、数か月に1度程度です。


◆とても理解のあるボスの下で働いているので、ストレスは少なかったのですが、
 復帰以後はより自分の意思表示をはっきりするようになりました。

 
◆一番変わったのは昼食です。仕事復帰後、可能な日は毎日お弁当を持参しています。
 毎朝5:20に起きて作っているので、めんどくさくなったりきつくなったら止めよう、と緩~く始めたのですが、
 もう習慣化してしまい、いまや楽勝で続けています。
 夫の分もついでなので一緒に作り始めたのですが、夫もすっかりお弁当派になってしまったため、
 2人分のお弁当を作るのが日課です。お米の消費が早いです。


◆中小企業診断士の資格を取得(まだ登録前です)したことで、仕事の幅が広がってきました。
 O医師に相談して手術の日程を後ろ倒ししてもらったことが今となっては懐かしいです(笑)。
 登録は年明けの予定なので、まだ有資格者として表だっての活動はしていないのですが、実務補習や実務従事で出来た繋がりから
 がんサバイバーの雇用の仕方について課題を抱えている経営者と接点を持つことができたり、
 がん罹患後の働き方というテーマでクローズドな勉強会で簡単な講演をしたり、と、個人的な人脈、仕事の幅と広がり始めています。

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がんに理解したから、ということで、ボスをはじめ同僚との接し方が変わったということは一切ありません。
とても興味深い仕事も任せてもらっており、新しいチャレンジもさせてもらえるので本当に恵まれています。

次はプライベート編で投稿したいと思います。