ついに、入院しましたよ…。

10:15に入院手続きで部屋は4人部屋廊下側。

 

病棟に上がってからは荷物整理~今日の予定や病棟の説明を聞く~O医師とともに担当してくれる助医(レジデントのS医師。女性)と話す…などなどしていたら意外と早く時間が過ぎる。

 

…で気になったのが今日の予定を聞いたときに

「O先生から説明があるのと、あと、内分泌の先生と”脳外科”の先生ともお話をしてくださいねー」

と言われたことでした。

(そんなのMRIで異常がありました、とほぼ同義やん!)

と思いましたがもはやどうしようもないので、とりあえず待つことにしました。

 

そしてトイレに行ったら予定より早いのに生理が始まってました・・・(汗)

 

昼前に彼が到着。その後、AMの問診が少し長引いていたO医師の到着を待ってナースステーションへ。

 

説明内容は事前に聞いていましたが術式を改めて詳細説明、そして、内分泌関連と脳外科関連のリスクを踏まえて再度リスクの説明、あとはいざという時は開腹に切り替えるという話。ものすごく明瞭で、経験に裏付けられた自信が感じられる説明でした。

(脳外科関連については、この時点でものすごく深刻な事態でないことはわかりましたが、脳外科Drの判断次第では手術延期するよ、とのことでした)

 

これまでのブログにも書きましたが、私はO医師のことを信頼しており、手術も全面的に信頼してお任せするつもり(彼にも何かあって判断すべきことがあったら、O医師の良きに計らってもらうようお願いしてます)ですが、家族説明のときのO医師はいつにもまして頼もしかったです。

外来の時は、私と1対1ということもあるからでしょうか、優しいパパ的な対応で安心させてくれる部分も多いのですが、昨日はとにかく、大きな病院の頼れる経験豊富な外科医長、という雰囲気満載で、言葉の端々から聞いている彼も安心してくれるだろうなぁ…という力強さが伝わってきました。

 

・・・と絶大な信頼を置きつつも、

「何か質問ありますか?何でもいいですよ」

とO医師に言われても、

(先生の声がかなり風邪っぽいのは大丈夫ですか?)

という質問しか思いつかないダメ患者な私。

 

説明後はがん看護外来の説明を受け、終わったあたりでタイミング良く脳外科に呼ばれました。

 

脳外科のドクターは画像の解説が長く、話があっちこっちに行ったり来たりしてしまったので、要点だけ記載すると・・・

 

・脳腫瘍がある(下垂体の上あたり17mmくらいの大きさ)

・ただし、大腸がんの手術のほうが急を要するのでそちらの対応を優先すべし

・下垂体柄が少し圧迫されている

・将来的に視神経に影響を与える可能性が大きいのでどこかのタイミングで取ったほうがいいでしょう

・明日眼科に念のため行ってね

 

という話でした。

話の最中は私は淡々と事実を受け止めながら聞いていましたが、彼は明らかに血の気が引いており…なんだか申し訳ないことをしてしまいました><

 

その後は病棟に戻って彼がソースかつ丼を食べるのを見届けて見送ってから、私も念願のお昼!低残渣食です。食事は術後の参考のために写真を撮っていこうと思います。

 

★入院1日目・昼(全粥、低残渣食)

~全粥、白菜と人参のコンソメ煮、鳥もも肉と野菜のトマト煮、ホウレンソウのおひたし、リンゴのコンポート

初めての病院食の感想は、味が濃い!でした。普段、かなり薄味に慣れているので…。

おかゆは美味しかったです。

 

その後はベッドで仕事したりしながら時間を過ごしたり、手術までの過ごし方を説明受けたりしていました。いくつか必要な物品があったので、病院のファミマに買い物へ。

腹帯とおむつを買いました。すいのみ(もしくはストロー付きキャップ)は彼が持ってきてくれることになったので買わず。

その後も本読んだり、仕事したりグダグダしてたら夕食。

 

★入院1日目・夜(全粥、低残渣食)

~全粥、なすの煮物、魚の煮つけ、大根とにんじんの煮物

手術前日、当日、翌日と絶食なので切り取られる直腸とS状結腸にとっては最後の晩餐?です。

断腸されるみなさん、35年とちょっとお世話になりました。

 

食後はシャワー浴びて歯を磨いたりしたら一気にやる気がなくなり、小説を読んだり彼にメールしたりしていたらいつのまにか寝てしまいました。

 

同室で抗がん剤やってるおばちゃんのいびきとあくびがうるさかったですが・・・まあ我慢可能な範囲でした。

 

しかし、何でろくに体動かさないのに疲れるんだろうか?