先日の記事にも記載したとおり、下垂体腫瘍の疑いが出てきまして、今日下垂体造影MRに行ってきました。

朝一番の予約で外来開始の30分前に着いたのですが、既にその時点で受付票は80番。みなさん早いですね><

 

MRIは金属があったらNG、という知識程度は持ち合わせていたので、病院ヘはすっぴんで出かけました。アイライナーとかに金属が入っている可能性もあったので(あとで見てみたらチタンが入っていました)。まあ、普段からメイクは超適当…というか薄いので、あまり見た目は変わらない感じだったのですが。

 

再診受付した後は1番乗りでMRI撮影室へ。

今回はGd製剤を使っての撮影だったので、事前に小部屋で点滴の準備をしてもらったのですが、ここでちょっとした出来事がありました。

 

小部屋には放射線科の看護師の方が案内してくれ、荷物置き場の案内などをしてくれた後、「点滴が必要なので先生を呼んできますね~」と、ドクターを呼びに行きました。

ドクターはレジデント?なのかな、かなり若い女性でした。

 

私は筋トレをしていることもあり、腕を縛られて数回、手を握ったり開いたりしたら血管がムクムク浮き出てくる体質です。普段の採血や先日の造影CT、その前の大腸内視鏡の際にも、特に針を刺す際に苦労はなかったのですが、今回初めて1回目で血管を確保できず、2回目で何とか確保することが出来ました。駆血帯をグイグイ締められるし、アルコール消毒した後に指で血管をゴソゴソ捜索されるしでちょっと嫌な予感はしたんですが、まあ2回で見つけられてよかったな~という感じでした。

 

その後、放射線技師の超ガタイの良いおっちゃんに案内されて撮影室へ。耳栓をして機械に寝そべってセッティングを進めていました。

 

そして数分経過したころ、ベテランの女性看護師が「あれ?ここ腫れてますよね?皮下に漏れてるのかな?」と放射線技師と会話するのが聞こえました。

(私も少し痛みを感じていたのですが、点滴の針が刺さっていることによる痛みなのかな?と思い、特に気にしていませんでした。)

すると看護師さんが「右腕、痛み感じますよね?腫れが出てきているのでもう一度やりなおしましょう」と仰ってくれ、いったん機械を降り、左腕に再度針を刺すことになりました。

(ちなみに今、失敗した右腕の2箇所は青あざです…涙)

 

左腕への注射をしてくれたのは、恐らく40代の医師。

今度は何の痛みもなく、一発ですっと入りました。

 

その際、最初に針を刺してくれた若いドクターも様子を見ていたのですが、「入ったと思ったのに」、「血管が細いから…」というようなことを言っていました。

私としては、かつての仕事の関係で、多少医師の研修育成制度などの知識もあったこともあり、

(まあこういうこともあるよね、、、レジデントの方は経験経験)

と思っており、そんなに気に留めていなかったのですが、ベテラン医師は

「患者さんには、失敗されて痛いという事実しかないんだ!」

と一喝。

 

検査準備でバタバタした中の一瞬の出来事でしたが、

(ああ、良いドクターだ。レジデントの彼女は良い上司に恵まれたんだしがんばれ!)

と、良い気分でMRIの機械の中に入れました。

 

そのかいあってか、MRI自体は入ってすぐに熟睡してしまい寝ている間に終了。

噂どおり、ガーガー、ピーピー、ドンドン、ガガガガ・・・とうるさかったのですが、よく眠れました(笑)。

結果は入院初日に内分泌内科のI医師に教えてもらうことになっています。

 

何ともありませんように!!