今回の大腸がんの件、必要な人には隠さず話していますが特に積極的に自分からは情報発信していません。

ただ

(この人には話をしておきたいな~)

と思い、精神科医の友人に

「35歳になったタイミングで大腸がんになっちゃったわ~><」

と連絡しました。

 

反応はさすがは医師なだけあって、悲観的な妄想をして泣き出す…なんてことは一切なく、

「マジで!!??ちょっと詳しいことわからないから軽々しいこと言えないけど、話なら何でも聞くから!!来週いつ暇?」

と、展開が早かった。そして相変わらずメールにクエスチョンマークとエクスクラメーションマークが多いのが気になる・・・。

 

で、早速予定を調整して会って話をしました。私の病状も全て正直に話をしました。

今年の健診で便潜血陽性で引っかかったこと、大腸内視鏡検査を最初に受けたときにクリニックの先生が(ほぼ)がんの確定診断をしていたこと、ESDで取れなかったから腹腔鏡手術になったこと、入院先の病院のこと、主治医のO医師やU医師のこと、等々。

 

それに対して、彼の意見(友人として、医師として、の両方の視点が入っていると思います)は以下のとおり。

 

・ステージ1(と思われる)で見つかって本当によかった

 

・治療の方針は全く問題ないと思うし、標準治療を受けるのであれば入院先の病院の選択は大正解

(ただ何で家の近くの多摩総合医療センターにしなかったのかとは言われましたが、そこは初診のクリニックからの流れで今の病院に決まったのと、仕事半休で対応しやすいから、と説明しておきました)

 

・彼の所感だけど、以前勤務していた某総合病院で30代で大腸がんの人はステージ3以降の人が多く、末期も多かった印象。だから本当に良かった。今後の人生は長いぞ、と

 

・自分で大丈夫大丈夫と思っていても、がん患者には少なからず精神的な負担がかかり心は必死で踏ん張っている状態。だから極端に無理をしすぎず、ガス抜きをするように

 

 

他にも色々言われたかもしれませんが、真面目系の話はこんな感じ。

特に最後の意見は、精神科医としてがん患者ケアにも携わっている人からの話なので、胸に沁みました。

(どうやら彼はサイコオンコロジーに最近熱心らしい)

 

いやー持つべきものは友人!ありがとう。

 

ここから先はどうでもいい話。完全に自分のためのネタ帳。

 

・最近患者さんの陽性転移が多くて接し方に悩んでいる

(彼は38歳、独身のイケメンで語り口もソフトで落ち着く声だからそりゃ持てるだろうと思う)

→だから「私」も陽性転移に気を付けてねw…って、精神科に通院しているわけではないし、主治医はアラ還のおっさんだし、気になるのは不思議な髪形くらいだからありえんわ。でも信頼してお任せします、って伝えてるよ、と言ったら、それは素晴らしいことだと言ってもらえました。

 

・大腸がんの原因は何だと思う?、と聞いたら、働きすぎでしょ、酷い生活してよく倒れないなと思ってたよ、とばっさり><

 

・私のがんは腹腔鏡手術で恐らく根治すると思うけど、「私のがんは必ず治る」と信じることは大事だよ、と

(すごく優秀な西洋医学の医者なのに、こんなことをさらっと言えるあたりが彼の魅力だと思います。だからもてるんだわw)

 

食事会のラストは、彼が今後独身でい続けることについて議論(笑)しました。

私は彼の性質(バイセクシャルでどっちかというと男の方が好き。女なら渡辺直美みたいな人じゃないとだめらしい)を考えると、このまま自由に生きていていいんじゃないかな~と思うんですが。

 

まあ何はともあれ、素敵な友人関係に感謝!手術無事に終わったらまた連絡するよ、Gさん!