総合病院でU医師の検査を受けた後は、へろへろしながら自宅に帰りました。
ケーキで糖質を補給しといてよかったです。ケーキ食べてなかったら、低血糖になっていたかも…というくらい疲れていた><
さて、帰宅してからは洗濯したり、翌日のオーケストラの演奏会の準備をしたりして過ごしました。
本来であれば金管楽器を演奏する前日に大腸内視鏡検査なんか受けるべきではないんでしょうけど(笑)、今回は急な話だったのでスケジュールの調整もできず、結果としてハードスケジュールとなってしまいました。
その日の夕飯は消化に良いものを・・・との指示があったので、白米(いつもは麦ごはん)、柔らかく煮た鶏肉とキャベツ、ジャガイモの煮物、リンゴ、ヨーグルト、としました。
何の工夫もないふつー(むしろ手抜き)のメニューですが、空腹あけで久々に食べるご飯は本当に美味しかった!
食事の後は彼に検査の報告と今後の流れについて説明と相談タイムです。
報告の内容は前回の記事に書いたとおりの内容を伝えたのですが、加えて私が一番懸念していた事項、早期と思いきや実は転移が進んでいてステージが3や4だった、という事態は高い確率で避けられたはず、ということも伝えました。
ここに至るまで精神的に不安定になり、色々と心配をかけたり、きつい言葉を浴びせたりしたこともあったので、そのことのお詫びとそれでも支えてくれたお礼、あとは、これからしばらくはすごく助けてもらうことになると思うけど、改めてよろしくお願いします、というような話をしました。
彼は嫌な顔ひとつせず、頷いてくれました。
いよいよ私(たち)はがん根治のためのスタートラインにたったわけですが、ここに至るまで、色々と話をしていてよかったと思いました。これまでもかなり仲が良く、わかりあっている自信はありましたが、このがん罹患をきっかけに、さらにお互いのコアな部分に踏み込んで、わかりあえるようになったと思います。
それにしても「30代にして大腸がん」という、想定していなかった、辛い現実を突きつけられてしまったわけですが、その日は不思議と私の気持ちは落ち着いていました。
私の不安材料はステージがわからないことによる不安(良くない事態を想定してしまっていた)が大きかったんだろうな、と気付きました。内視鏡でいけると思っていたところが手術になってしまいましたが、腹を括って対処していきます。