「疲れたー」
って言おうとして言葉を止めた。

口に出したら、
脳が認識してしまうから。


脳疲労というのは存在しておらず、
「疲れた」と思った認識によって
疲れを作る。


ネガティブな言葉を止めて
ポジティブな言葉を使いましょう!

なんて、
スピリチュアル界隈で流行っていた。


ネガティブな言葉だからダメ
というのは、あまりに短絡的。

反抗期のように
感情を爆発させたい時期だってある。

そんな時に
「ネガティブな言葉だからダメ」
というのは、
感情の抑圧になりそうだなぁと。

怒鳴りたい時だって、
ぶちギレたい時だってある。

人間はそんなに綺麗な生き物ではない。

とか考えていたら、
インスピレーション。

ポジティブな言葉を遣うから
良いことが起きるんじゃない。

ポジティブに捉えられるから
良いことが起きる。

つまり、言葉というのも
その人の意識の反映なんじゃないかと思った。

より高い視点から見ていたら、
疲れたなんて気持ちも湧かない。

めんどくさいなんて思わない。

これが聖人が聖人たる由縁。


聖人を目指している人がいるか
わからないけれど(笑)


あの人たち、
一般人と認識が違う。

何も特別なわけではなく、
物事の視点の深さが半端無い。

よく「自分には出来ない」というけれど、
その視点がないだけのことなんだと思う。


脳の構造はみんな同じなのだから。


聖人がどうとか、
どうでもいいんだけど(笑)

怒らない人になりたい、
感情に惑わされない人になりたい、
目標に常に向かえる人になりたい。

誰しもそんな風に思うよね。

そのために自分が普段、
どんな言葉を言っているか知る。

無意識に言っている呟きほど拾ってみる。

それが今の自分の脳に入っているもの。


無意識に気付くって、
そんな些細な意識から。