どーもこんにちは☆石黒です☆
まず初めに!
『NO VISUAL, NO LIFE〜IDIOSYNCRASY〜』のジャケットイラスト担当しました〜!
いえいいえい〜〜!!ドンドンパフパフ〜🎉
●リリース:2022.10.1
●購入場:私以外の各アーティストサイト、ライカエジソン東京・大阪店
●¥2,000(税込)
びじゅなびさんにも石黒の事を触れていただきました!中学から見ていたびじゅなびさんについに石黒テル密登場〜〜〜!!!ありがとうございます〜〜!!家のパソコンからびじゅなび食い入るように見てました。
さてせっかくブログ書くのですからね、ジャケットイラストにも触れようかと。
今回はジャケット、歌詞カード、裏ジャケットと、3枚のイラストを描かせていただきました!本品届くとね、歌詞カードの部分は特に歌詞を見やすくするために全体的に明度落とされているいたりするのであらためて主催であるのるさんに提出した状態、加工される前の状態をアップさせていただきます!
ヴィジュアル系ではないアーティストによるもっともヴィジュアル系らしいオムニバスアルバムという事で、「二面性」や「ギャップ」を表に出したくて、それらの案をいくつか出させていただいて、そこからのるさんの選んだもの、私の描きたいものを描かせていただきました!
まず1枚目の表ジャケット!V系バンドマンがドールを持っていて、それらがリボンで繋がっている、という構図にしました!3枚目の裏ジャケを見ていただくとお気づきになるかもしれないんですが、裏ジャケットではバンドマンとドールが入れ替わっています!
やはりここは二面性、ギャップ、そしてびじゅなびさんでも書いていただいた通り、普段は違う顔を持っていても心の中にはヴィジュアル系魂を持っている、というのを表すために2人は一心同体で、それをわかりやすくリボンでつなげています。
僕は普段Tシャツやスーツで過ごしていても化粧や衣装でヴィジュアル系になれる。または、その魂を持っている、という感じですね。ヴィジュアル系というのは音楽の中でもかなり特徴的なものがありますから、それらと普段の姿のギャップで生じる面白さ、魔法のような変身、みたいなのも出したかったのです。
2枚目の歌詞カード部分、ドールだけのやつね。よく見ると真ん中の段右手寄りの部分が空いてるんですよね。そこ以外ではドールが基準よく並んでいるけどそこだけドールが置いてない。これはお着替え中というか使用中、という事を表現させていただきました。3枚描かせていただくのですから職業柄もあってストーリー性のあるものが描きたかったんですね。1枚目と3枚目では変身前後の事を、2枚目ではその中間になるお着替え中、使用中、といったような。
この3枚を1→2→3枚目と順を追って「バンドマン→メイク落とし、衣装落とし→普段の姿に戻ったのでドールを棚に戻す」といったストーリーにしてもよろしいですし、3→2→1枚目と逆を追って「一般人の僕でもヴィジュアル系になれる!」というストーリーでもいいです。その他に展開したい順番でご自由にご想像を膨らませるのも楽しいと思います。
そして!のるさんのご好意により、歌詞カード内に石黒テル密として1頁設けさせていただきました!ありがてぇ〜!自己紹介と本オムニバスアルバムへのコメントと、非公開写真など載せていただきました!石黒ギャもゲットしてな〜!
購入場所は私以外の各アーティストとライカエジソン東京・大阪店!な!ヴィジュアル系ファンの絵描きとしてはずっとヴィジュアル系のCDジャケットイラスト描きたかったし、更にはライカエジソンに並ぶなんてこれほど嬉しい事あるか?!中学時代の自分に教えてあげたい〜!ヴィジュアル系を好きでいろ!間違ってない!将来漫画家としてヴィジュアル系に携われるぞ!ライカにイラスト並ぶぞ!!うわー!!
改めて、オファーをいただいたのるさんには感謝致します。素敵な機会をありがとうございました。
さて、そんな石黒ですが、今日(日付変わって昨日)は池袋手刀へライブを観に行き、その後担当編集さんとご飯がてら漫画討論を3時間ほどしてきました。今ある不満や迷いを全て出し切ってきました。
話の結論?的な事を言ってしまうと、僕ちょっと焦ってた部分あったなーって。もちろん編集さんへの不満があったからそれをぶつけてバトってやる!くらいの意気込みだったのですが、悩んでたのは編集さんも同じだったようで。
僕は商業行く前からプロを目指してたし、商業行く前から売れてやる売れてやるって凄く思ってた。ましてや本命バンドの活動休止が発表されて、あの人たちが私から見えなくなるならあの人たちから私が見えるようになるまで売れてやるって、より拍車がかかった。
でも同時に見失ってたものもあったんです。今日(昨日)のライブでかっこいいバンドさん達観てたら「あぁ俺はこんなかっこいい漫画が描きたいんだ。かっこいいのがいいんだ」って思い出して。そして編集さん的にも、売れたさで石黒テル密を見失うくらいなら俺の話聞かなくていいよって言ってくれました。
商業誌という数字の出る場、新作を次々発表していくライバル達、読者第一関門の担当編集者、それらの環境は闘志を上げてくれるには最適だったけど、走るばかりで、走るばかりで、焦って、焦って、結果が出せないのならこんな個性いらないって何かを捨てすぎて、気づけば自分が分からなくなって、走って迷って焦ってまた何かを捨てての悪循環に陥ってて。得意を伸ばすより苦手を繕うのに必死になって、自分で自分が何をやりたいのかさえ分からなくなってた。
「好き」こそがアイデンティティで、「好き」こそが武器になるはずで、「好き」が高じてアーティズムやアングラの世界に入って白塗りして密室系謳っていたのにそれらの価値を忘れてしまっていた。
誰を楽しませたい?誰に胸を張りたい?何を好きって言える?
なんで置き去りにしたんだよ。
なんでそれで勝負しないんだよ。
とりあえず話の結論としては(2回目)、3月から担当編集とやってた漫画の案をバラしてしまって、一旦初心を思い出して、やりたいもの、描きたいもの、勉強したいもの等、「好きなもの、したいもの」をイラストなりなんなりで思いっきりやりましょうって話になりました。
うん、多分それがいいよ。
僕は頭も良くないし、漫画が天才なわけでもない。要領良くある程度なんでも描ける作家でもない。それならまずひとつひとつ手に取りたかった武器をもう一度思い出して、それを磨いていこうと思います。
でもまぁな!売れたさで自分見失ってた事も頑張ってた証拠だし!それはそれで自分褒めてやるよ!まぁな!ちょっとな!焦って走りすぎちゃってな!迷子になっちゃってテル密くんいっぱいいっぱいになっちゃってたな!今日で地球滅亡するわけじゃないしこれからやりゃーいーんよ!まどろっこしいかもしれないけど思い出せ!忘れちゃいけないものっちゅーんがあるんよ!
というわけでしばらく自由奔放期間へ入ろうと思います。丁度自主制作漫画「殺す殺す殺す」も脱稿したしね。
まだ公開してないところで悪いんですが、もう既に「殺す殺す殺す」を越える気で自由奔放しようと思います。全力出すのは得意ダヨ!(まぁそれが悪い結果に繋がったわけですが)
ちょっとオムニバスアルバムの事と同じ記事で書いたからはじめましての方もいらっしゃると思うんですが、まぁ分けて書くのもだるかったし、ええハイえと、期待してて!
はじめましての方もそうでない方も、こんにちは!石黒テル密です!期待してて!
石黒テル密漫画人生商業誌編の第2章が始まるっつーことで!
テル密くんまだ売れてないから今からでも知った人は古株名乗っていいよ!
逆転劇の本当の序章の序章、始まり〼。
(なんかかっこいいのでまだ書きたいことあったけどここで締めますわ。長くなったしね。ここまで読んでくれてありがとね!じゃまた!)