とある飲み会の席で出会う。(コンパとかよりもっと力の抜けた集まり)
その日に携帯番号を聞かれて交換。
連日の電話攻撃。
盛り上がる深夜の電話。
やけに価値観が似てて、
自分にそっくりな人に初めて出会った。
(今となってはココが原因でぶつかる。負けずキライの二人はどっちも引かないから)
そのうちいつの間にか好きになってた。
そして1ヶ月の電話だけの付き合いが続き、
本格的に付き合うことに。でもケイは離婚して1年足らズ。
子供も居てるしやっぱ慎重になる。
間もなくして彼は福井県に転勤。
いきなりの遠恋。淋しがり屋のワタシには無理だぁな。
終わるな。と思った。
でも終わらなかった。
仕事が終わると電話。
電話しながらの帰宅。
風呂&ご飯が済むと又電話。
ココからケイが眠くなるまで毎晩話す。
週末土曜日の仕事が終わるとその足で大阪へ。
土日遊んで(もちろん子供っちもセット。子供を実家に置いてくるんだったら、会うのやめよって。言われた。)
で月曜の朝4時に福井へ発つ。
この生活が結婚までの約1年間一度も欠かすことなく続いた。
(ここだけは今でも感心してる)
この頃が一番盛り上がって、ワタシの愛情も天辺だった。
元旦那は穏やかで、の~んびりしてて、常にワタシが仕切ってた。
高校から付き合い7年の交際の後結婚。そのときも式場選びから、ハネムーンの場所何から何までワタシが率先して決めた。(やりたい放題)
彼はというと、基本、穏やかなんだけど、結構グイグイとひっぱてくれるトコがあり、きっとこのギャップに惹かれたんだと思う。(結構男らしい自分を演じ、酔うタイプだと後に気づく)
付き合って半年の頃、いつもの土曜日スーツ姿で帰阪。
「どうしたん?ホテルでディナー?」
「今から実家に連れてってほしい。」
正直迷った。
離婚後すぐだし、超が100個つくくらいケイを溺愛し厳格な父。
迷った末決心。いつか乗り越えなきゃならない壁なんだからと。
「結婚を前提に付き合ってます。できればすぐにでも結婚したいですが
それは無理でしょうから、子供も居てることなので認めてもらった上で4人で
付き合って行きたいと思っています。」
もちろん、すぐにOKされる訳もなく。
「お互いバツイチで、渡りに船的な所があるのでは?もっと時間をかけてお互いの悪い面をよく知った上で気持ちが変わらなかったら、そうしなさい。」
とまあ猛烈に反対される事なく(予想外の展開)そのまま付き合いが続行された。
独身の時の結婚に踏み切る心情と、子持ちでシカモ離婚歴のあるワタシの心情はやはり大きく違って、自分が幸せになる事プラス子供の幸せも考える訳なんだけど、彼がワタシの子供に接する態度はそれはそれはとても自然で、今に至るまで不安を感じることは一度もなかった。
それが結婚を決意した大きな理由かも知れない。
実際1年足らずで結婚する事になった。
早いもので結婚して丸5年が過ぎた。
彼は愛情も優しさも何一つ変わらないし、子供も中1と小1。幸せにスクスク育ってる。
ただ1つ変わったのは、ワタシの気持ち。
変化が現れたのは2年前の転職の頃から。
単身赴任を命じられ、家族と離れて暮らすのがイヤです。と断ったので解雇された。(正直アホカ!!!と思った)
給料がガク~と減った。
いくらキレイごと並べても生活にはお金が一番重要。子供が大きくなるにつれそれはキレイごとでは乗り越えるのは困難
金の切れ目が縁の切れ目とまでは思ってないけど、
ケイは女として、好きなことをして気楽に暮らしたいし(今までがそうだった)
それが、欲しい服は母の買い物に便乗したりして、なんてみじめ。実家に甘えてみじめってのは間違ってるけど。
そして下の子が小学校に入りパートに出ることに。
それは楽しいし全く苦ではないんだけど(家でじっとしてるのはニガテだから)、
でも行きたいから行くのと、行かなきゃいけないから行くのでは大きく違う。
甘ったれた考えだと自分でもわかってる。
旦那の稼ぎが少なけりゃ嫁も働く。ごく当たり前の事だけど。
ワタシにはそれがとても苦痛。
ナンデだろう・・・・・・考えてみた。
結論私の中で愛が冷めてる。
バイオリズムのグラフのように気持ちも愛情も浮き沈みするよね。
逆に次は彼の気持ちが冷める日がくるだろうし。
そしたら案外、今度はこっちが盛り上がったり。
後半愚痴を並べてしまったけれど。
とりあえず、離婚の二文字は浮かばないし、
愛がやや冷めた程度。
それなりに楽しくは暮らしてるのでよしとしましょう。
最後まで読んでくれてアリガト。
再婚までの道のりに+自分の思ったまんまをただ書き連ねました。
ふざけんな!!!何様!?!?バカじゃない??色んな捕らえ方があるでしょうが、
あくまでコレはワタシの生活であり、考えであり、私自身の素直に思う気持ちなのであしからず。