神の御意に従い、祝福の水路となる

神の御意に従い、祝福の水路となる

「神は、人間を通して、善きことを為されようとしている」と教えてもらいました。

私は神社に詣で、お願いをするのではなく、「何をすればいいか」を伺いに行くのです。

そう思うと、すべてが腑に落ちるのです。

お参りに行った時に「導きたまえ」と祈るように教えられたことも、深く納得できます。

私の日々の請願はこうです。

わたしの意志ではなく、おお主よ、あなたの御意がわたしの内に、わたしを通して行われますように。

わたしがさまざまな形で接するすべての人に対して、わたしを今日、いま、祝福の水路として下さい。

わたしが心の奥深くに入る時も、そこから出る時も、いつもあなたがわたしに望まれるものと調和していますように。

あなたに呼ばれる時、わたしは答えます。『わたしはここにおります。どうかわたしを遣わし、わたしを用いて下さい』

神が、私たち人間を通して善きことをしようとしているのに、それに沿わない生き方をすれば、不幸になるのも必然です。

自分の欲だけをむき出しにして何かを得ようとしても、たとえ物を手にしても、心は決して満たされることはないでしょう。

さらに、周囲に害を撒き散らせば、最終的には自分自身の健康や人生までも害することになりますそれもまた、道理の内です。

神の御意に沿う者は力を与えられる

「神は、人間を通して、善きことを為されようとしている」——この教えを胸に刻みつつも、神は私たちに選択の自由も与えてくださいました。

善きことをするかしないか、それは自分の意思次第です。

ただし、神が為されようとしていることを手伝えば、そこには必ず力が与えられる。

しかし、それ以外のことに力を貸してくださることはありません。

神の力を得て何かを成す時、想定を超えた成果がもたらされることがあります。

神がかりとも言えるほど、驚くほど物事が順調に進むこともある。

しかし、それを自分の実力と勘違いしてはいけません。

神が望まれることにだけ力を貸してくださるのであり、それ以外のことはすべて自力で行わねばならないのです。

だからこそ、思い通りにいかないことが起きた時は、それが神の御意に沿った道なのかどうかを見極める必要があります。

あなたは選ばれた存在

あなたは、神に選ばれた素晴らしい人です。

人として生まれた以上、誰もが選ばれた存在なのです。

その上で、神の御意に沿ったことを為そうとするかどうか、それが人生の方向を決めるのです。

ぜひ、世のため、人のために、神の力をお借りして、大いに活躍してください。

どれほどの活躍をしても、道理に沿っていることであれば、どこまでもどこまでも成功し続けるでしょう。

あなたなら、限りない可能性を持っています。

どうか、神の祝福の水路として、今日も歩み続けてください。

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