SFファンタジー小説ブログ

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とにかく面白くて読みやすい! ワクワク・ドキドキする! 早く、先を読みたい! そう思える小説を書いてます。是非読んでみてください。m(_ _)m

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健康診断の一ヶ月前から、晩酌をやめました。

その結果、体重が3キロ減り、ウェストも83.5センチから

80センチになりました。

血圧も110-59になり、すべて正常!


で、健康診断が終わり晩酌を始めました。

二週間で1キロ増え、順調に(?)元に戻っています。(・∀・)

             7-25

 年の瀬も迫ったある日、昼食のために立ち寄った喫茶店で、神人は今までの戦いを振り返っていた。父親の神彦から神を受け継いでまだ一年も経っていない。その僅かの間に、いろいろな人たちの潜在意識が発するSOSの声を聞いた。それは神の意思によるものだと分かっていても、偶然のような気がする。



 潜在意識は神の意識と通じており、顕在意識とは比較にならないほどの知識や情報を持っている。顕在意識で問題や悩みが発生した場合、潜在意識は閃きやヒントを顕在意識に伝える。それによって問題や悩みは解決するのだが、潜在意識は万能ではない。



何かによって良心をなくするような影響を受けると、潜在意識はSOSを発信するのだが、それを聞き取れるのは神だけだ。苦しい時の神頼みというのは、潜在意識からの救いを求める声のことを言っているのだ。問題は、それを解決できる人のところに集まってくる。そういう意味からも神等力を持つ神人は、問題に遭遇する宿命を負わされているのだ。



人は誰でも喜怒哀楽を持っている。その中でも怨み辛みや憎悪、妬み、嫉妬、怨恨、金欲、物欲などが強すぎると良心の力が弱くなり、簡単に魔虫に取り付かれてしまう。 

 逆に前向きで明るく思いやりのある人に、魔虫は取り付かない。なぜなら良心の力が強いからだ。本人がまったく意識しなくても、良心が魔虫を退治してしまうのだ。



 良心はその人を取り巻く環境の影響で、強くなったり弱くなったりする。最も大きな影響を与えるのは人間関係という環境だ。人間関係が悪くなると、憎悪や嫉妬などの負の感情が湧き良心の力が弱くなる。その結果、魔虫に取り付かれやすくなる状況になるのだ。

 魔虫は隙あらば取り付こうと常に誰かを狙っている。魔虫の正体は人間が発する負の感情が集まったものだ。決して魔虫自体がなくなることはない。 

人間の本質は産まれたばかりの赤ちゃんを見れば分かる。怨み辛みや憎悪、妬み、嫉妬などとは全く無縁のけがれのない存在ゆえに、その笑顔は人々の心を癒し安らぎを与える。神を受け継ぐ神人を除けば最も神に近い存在だ。

産まれてきた時は神に近い存在であっても、成長と共に魔虫に取り付かれる人が多数出てくる。魔虫を退治してその人たちを救えるのは、神等力を持った自分だけだ。



魔殺剣で魔虫を退治するのは簡単だが、それではイタチごっこと同じだ。魔虫に取り付かれないように良心を強くする。それこそが自分に課せられた本来の使命ではないのか。神人はそう思った。



「父さんは僕ら家族にも知られないで、誰にも相談せずに、頼ってくる人たちのために毎日戦ってたんだ。それも何十年という長い間。一人で辛かっただろうなぁ・・」

 今更ながら、神彦の偉大さに敬服するばかりだ。



「もしかしたら父さんは、魔虫を退治するだけじゃなく、何か新たなことを僕に期待してるのかもしれない」

そんな想いを胸に戦いを振り返りながら、神等力を得た自分の使命に、決意を新たにするのだった。