コーチングのとき、クライアントのKさんが
「わたしは、話すのが遅くて…」
と気にされていました。
そこで私はさらっと、「そうですね。」と言いました。
一瞬、Kさん、(やっぱり…)という感じで
曇った表情。
続けて、私は感じていたことを伝えました。
「それって、Kさんの魅力のひとつですよね~」
Kさん 「えっ」
ぽかんっとするKさん。
会話はこんなふうに続きました。
(※ 会話の内容は多少省略しています。)
良香 「一般的に楽しい話題だと話すペースって
速いですか? 遅いですか?」
Kさん 「速いですかね。」
良香 「そうですね。では、ゆっくり話すときって
どんなときですかねぇ?」
Kさん 「真面目な話しをするときとか?」
良香 「そうですね~。真面目な話しや相談事のとき、
あとは、丁寧な説明が必要なときですかね。」
Kさん 「あぁ、なるほど。」
良香 「もしかして、Kさんって、相談されやすくないですか?」
Kさん 「そう言われれば…そうかもしれません。」
良香 「やっぱり
だって、Kさんと話していると
落ち着いた感じがして安心感があります。
それはKさんがゆっくり話してくれるから…
というのも理由のひとつの気がします。」
Kさん 「(照れ笑い)」
…と会話は続いていき、
Kさんに、ゆっくり話す人と会話しているとき感じることや、
どんな時に速いペースで話す人ではなく、
ゆっくり話す人から話しを聞きたいですか?
ということで会話を広げていきました。
Kさん、最終的にはゆっくり話す人の魅力を
色々語ってくださり、それがご自身のアドバンテージ(長所)でも
あるのだと気づいたようです。
ゆっくり話す人にはゆっくり話す人の、
速いペースで話す人にはその人なりの
アドバンテージがあります
それに気づいてもらった上で、
それでもクライアントさんが変わりたいと感じたら、
一緒にそれに向けて進んでいく…
新しい楽しみがまた生まれる感じです
さぁ、今日も充実した一日を過ごしましょう~
いつも応援有難うございます