信頼関係について思考をめぐらせていたら、
ふと…
イタイ思い出がよみがえってきました。
高校の時、 体操部に所属していたことがあります。
時折、体育館のステージにトランポリンを設置し、
前方宙返り、後方宙返り、バク転などの
練習を していました。
勢いがつきすぎたり、
ジャンプの方向が悪いと
トランポリンの外に
飛び出て落ちる可能性があるので、
必ず、ふたり以上の補助の人がつくという形態を
とっていました。
軽快にジャンプを楽しんでいた私…
“あっ、失敗”
と、思った時は既に遅く、
私の身体はトランポリンの外に投げ出されました
補助の人が支えてくれるから大丈夫…
その信頼は見事にくずれ…
“ドスンッ”
と、ステージの床に落ちました
「イタイ…」
なんと、
私が飛び出た方にいた補助の男子部員は
よそ見をしていたのです。。。
その後の私は、 トランポリンに乗ると、
その時の痛みと恐怖感がよみがえり
身体が思うように動かず、
思いっきりジャンプすることができなくなりました。
苦い経験がトラウマになっている状態…
あるいは、
信頼関係が失われている状態…
とはこんな感覚なのかもしれない…
…と思いました。
トランポリンがクライアントさんのステージだとすると、
コーチとしての私の役割りは、
クライアントさんが安心して
イキイキと楽しくジャンプ(飛躍)できるように
サポートするような感覚と似ているような気がします
そのステージから飛び出る時は、
次のステージに飛び移る時…
そして、新たなステージでのサポートが始まる…
そういえば、今、
新たなステージに飛び乗ったばかりの
クライアントさんがいます。
そこでどんなジャンプ(飛躍)を
楽しむのでしょうね~
安心してジャンプ(飛躍)できるように、
しっかり見守りつつ、
必要な時には
さりげなく手を差し伸べたいと思います
『あなたは、どんなステージで
ジャンプ(飛躍)したいですか?』
『そして、そこでイキイキとジャンプ(飛躍)するには
どんな要素やサポートが必要だと感じますか?』
いつも応援有難うございます