小学3年で支援学級に在籍した

 

普通に教室で授業を受けるのだが、

横に先生がついてくれるには

支援学級に在籍しなくてはついてくれない。

 

担当の先生は50代後半の無口な女のK先生

 

K先生はベテランで知識も豊富

発達障害児の宇宙人的な発言、行動の息子を

すべてクールに見事に手なずけた。

 

息子は納得いかないことは、だれの言うことも聞きません

しぶしぶやると自傷行為がはじまり血だらけです。

 

K先生は教室に入れない息子から目を離さず

一定の距離をとって根気よく相手をした。

 

1年が過ぎるころ

K先生の言葉1つ1つを、息子は重く受け止めるようになった

どんどん変わり、できることが増えていきました。

 

息子は21歳 K先生に得意の絵を年賀状いっぱいに

毎年書いて出してます。

頂いた年賀状を眺めながら「あの先生はホンモンやな」としみじみ言います

 

そんなK先生が息子の担当になった当時は

支援学級の保護者からひがまれブーイングがありました。

 

「アスペくん後から入ったくせにずるい」

「見た目普通なのに」

「発達障害って障碍者ちゃうやん」

「何も将来困らないやん」

「ちょっとおかしいだけやろ」

「もっと障害重い子の方を優先してほしい」

 

と、めちゃくちゃ聞こえよがしに言われた

 

女の敵は女みたいに

障碍者親の敵は障碍者親だった

 

今でも支援学級の保護者とは道で会っても

口きかないことにしてる