「変なのよ」おばあさん：2024.10.11

2024.10.11金曜日

私が住んでいる団地は駅前で便利が良いからか住んでいるのは約70%が高齢者だと思う。

私は13階に住んでいるが、14階に住んでいるらしいシルバーカーを押すお婆さんをよく見かける。ちなみに14階は最上階だ。

よく見かけると言っていいくらいに私がエレベーターを理由する時間に、お婆さんもエレベーターに乗っている。平日だと朝7時前後、夜は19時から20時くらいに会うのだ。

シルバーカーを押して頻繁にお出かけしている様子。

ところが会うたびに私に「変なのよ」と訴える。

一階のエレベーターホールにはモニターがあってエレベーターに人が乗っていればエレベーターの中の様子がモニターで見ることが出来る。

ある日私は一階でエレベーターを待っていた。エレベーターは上に向かって進んでいた。タイミング悪しと言った感じ。エレベーターにはシルバーカーのお婆さん。

なんやら一所懸命に探し物をしている様子。

エレベーターは14階に止まった。

でも、お婆さんは降りない。

当然エレベーターの扉は閉まる。

私が一階でエレベーターを呼んでいるからエレベーターは降りてくる。

一階についてエレベーターが開くと「変なのよ」と言う。私が降りないんですか？と意地悪く聞くと「変なのよ、14階に着かないの」と言うのだ。

14階に着いたアナウンスを聞いてないのは、あなた。

14階で扉が開いたのに気がつかないのは、あなた。

私は何も言わず(話が長くなると思ったから)エレベーターに乗り13を押す。お婆さんは慌てて14を押した。

また、ある日は私は一階からヤマト運輸のドライバーとエレベーターに乗り込んだ。

ドライバーは8を私は13を押す。ドライバーは8階で降りた。次は13階で止まるはず。ところがエレベーターは11階で止まった。11階から「変なのよ婆さん」が乗ってきた❗️え？私は「上に行きますよ」と声をかけた。

たまに棟内移動をする住人がいるが珍しい。住人以外だったら配達員くらいしかいない。配達員でもなければ怪しい勧誘員くらいだろう。この、変なのよ婆さんが11階に用事があったとは思えない。「変なのよ婆さん」は「ええ14階なのでね。」と返事した。だから14階に住んでるあなたが何故11階から乗ってくるのよ。と聞きたかったが話が長くなりそうなので辞めた。

ところが変なのよ婆さんが私に言ってきた。

「変なのよ。14階に着かないの。変な男の人を見なかった？」

私は見てませんよと答え13階で降りた。

たぶん一階から乗った時に自分は14を押さなかったのだろう。同乗した男性が11階で降りた時に自分も降りたと推測。

変なのはエレベーターでも同乗の男性でもなく自分のエレベーターの乗り方なんだが。

早く慣れて欲しいものだ。もう住み出して一年半過ぎるけどね。