2023.12.17日曜日
またまた予約していたマッサージへ行った。
ランチは何を食べようか。
今井の親子丼、洋食屋のドリア、餃子の王将の5目あんかけラーメンと色々ある。
とりあえずマッサージが終わって無印良品に行ってリップエッセンスを買う。
そして近くのうどん屋を見てみる。
待ち人がいなかったので入店。
注文したのはプチ親子丼とカレーうどん。
そして帰りにスーパーに寄る。
前に551蓬莱に寄り道。
ここで初めて豚まんの「1個入り」を買う。
以前に一個入りを持って食べ歩きをしていた人を見たことがある。
ホームページで確認したら
一個入りがあるんだと確認していた。
2個くらい簡単に食べれるんだから2個入り買えよと思われるかもと思いながら一個入りを要求。
快く売ってくれました。
さあ、早くスーパーに寄って買い物をして家で暖かい豚まんを食べよう。
ところが、家の前の信号で誰かが叫ぶ声が聞こえた。見るとおじいさんが杖をついてコロコロキャリーを押しながら横断歩道を渡っている。
すでに信号は赤に変わっている。
私は躊躇した。温かい豚まんが冷めていく。
でも周りに誰もいない。さっき叫んだ人は信号の向こう側。
豚まんはチン出来る。私はおじいさんに向かって歩き出した。おじいさんは力尽きたのか立ち止まっていた。私は
「こんにちは。信号が変わってしまっているので私が一緒に信号を渡りますね。慌てないでゆっくり歩きましょ」と声をかけて背中に手を添えた。
おじいさんは、電気代を払いに行きたいこと、立退転居でコンビニから遠くなったこと、今日電気代を払わないと電気が止まってしまうことなどを話してくれた。
私が声をかけた場所からコンビニまではロータリー5分の3周くらいある。だけどその内の半分くらいは舗装の状態が悪く歩きにくい。更に坂になっている。私は信号を渡り切ったところで体制を整えようとした。とりあえず歩道に、おじいさんを連れて行きたかった。おじいさんの右手は杖、左手はコロコロキャリー。
だけどコロコロキャリーはそこそこ重い。これで坂道を上がれるか?私はコロコロキャリーを持つからおじいさんの左手は私の肩でもどこでも良いから掴まれと言った。そのパターンで歩道に上がり坂道を上がる。
歩きながら、おじいさんに何処から来たのか聞いた。予想通り私と同じ団地だった。棟は違うけどコンビニに行って支払いに付き合って家まで一緒に帰る作戦を考えた。
が、待てよ。おじいさんの都合もあるし、善意の押し付けじゃないか、おじいさんは明日からもこの行程がある。そこで私はおじいさんに聞いた。
「私も同じ団地だから今から一緒にコンビニに行って一緒に帰っても良いんだけど、おじいさんはどう思いますか」
おじいさんは、YESもNOもない。
「ありがたいです。タクシーに乗ります」
ん?タクシー⁉️
まず私は最後まで付き合わなくて良いってことだな。歩きやすい場所まで付き添い、おじいさんと別れた。
最初に声をかけなくても後悔するだろう。
今みたいに途中で別れても後悔している。
最後まで付き合っても無理やり感で後悔するだろう。なら、途中までだけど全然手を出さないよりかマシだったからもう忘れることにしよう。と気持ちを切り替えることにしよう。
コンビニの前にタクシー乗場がある。
おじいさんは支払いのあとにタクシーに乗ってロータリーを出て右折しすぐの信号を左折して団地に入りすぐの車寄せで降りるのか。
タクシーを降りてから、おじいさんが住む棟の入り口は、かなり遠い。まあ、歩くよりマシってことか。電気代を払えていなかったおじいさんがタクシー代を払うのはハードルが高くないか。
10ヶ月前まではエレベーターを降りたらコンビニだったんだから、不便になったと思うよ。
家に着いた私は迎えに行こうか悩んだが、いやいや私の自己満じゃないかと思いを振り切り豚まんを食べ始めた。