2022.07.10
金曜日、仕事を終えてバスに乗ろうとしたが、いつもより会社を出る時間が少し遅かったのでタクシーにしようかと大きな通りに出た。
でも時間を見るとバスの時間まで、まだ2分あった。今から早歩きでバス停まで行けば間に合いそうと思ったのでバス通りをバス停まで歩く。
バスは見えない。バス停には、いつも同じバスに乗るオバサンが立っていた。このオバサン確か一駅だけ乗って降りる。
歩いた方が早いのにと思うが何か理由があるのだろう。私のように歩くのが嫌いとか歩けないと言った理由でないと思う。バスに乗っても座らないし体は軽そうだし理由が想像出来ない。
まだバスが来ない。5分経過。今日は道が混んでるのかな。接近情報を確認したら、バスがいない。
私は2分前からバスが見える道を歩いてきた。2分前にバス停を通過したのか?
もう一度接近情報を見た。やっぱりいない。6駅前から確認出来るのだが、いない。
このオバサン何分前から待ってるんだろうと思っていた。まだ来ない。暑いしバスがいないので待つよりタクシーに乗るのが得策だと考えた。
タクシーを拾う決心をした時にオバサンが、私に言った。バス来ないね。私、5分前から待ってるけど歩いた方が良かったかな。
私は余計なお世話かと思ったが
接近情報にバスがいないのでまだまだ来ないと思うから私はタクシーに乗ります。確か次のバス停で降りはりますよね。乗りますか?と声をかけた。会話の最中にタクシーが来たので乗り込む。オバサンは助かるわと言いながら乗ってきた。タクシーの中では会話をする時間はない。バス停ひとつは信号二つ。オバサンが降りるバス停にすぐに到着。オバサンは「もうけた、もうけた」と言いながら降りて行った。
あれ?お礼を言われたかな?
別に言われたからどうってわけじゃないけど、ありがとうのひとことで気分変わるよね。
月曜日にバス停で会った時に、どんな感じだろうか。