ここ ろの 戸を
ときーの よ うに
かぜ たち よこ ぎる
かぜーの ま まに
こと ばの カケ ラも
そ らに 消 ・・える
日々歩く道は夢に続く
青空の彼方 私の行方
届かぬ口笛 仔犬の吐息
日々歩く道は夢のなかに
緑の指先 森のさわぎ
止まらぬ浮き雲
木々の呟き
草なびく道を
憂いの景色が
まぶたを駆ける
両掌ですくう
思い出が 奔りだす
かわいた 呼び声
目の奥の風よ
日々歩く道は夢を抜けて
風たちは還る
何も告げずに
振り向かぬ日々は
夢に向かう
詩・森圭子(BERUK)曲・シューマン/ヴァイオリンソナタ第2番第3楽章より


