逃げかけた『8月の終わり』を見つけました。
くりかえす「いつも」が すこし俯き加減で
気付いたら そのしっぽを
追いかけていました。
わたしが知らない筈の
ネコの時間が
傾いた陽の光のなかで
少しだけ立ち止まってくれました。
きまぐれな この生き物は
わたしを知っているでしょうか?
知っていたとしても
振り向いたとたんに
忘れてしまうでしょうか?
奇跡のように出会った夏のしっぽ
捕まえるのは無理だけど
この季節の終わりを
同じ空の下で感じている。
眠るように
過ぎ去る音を聴いている。
或るネコの午後に・・・




















































