class="article-body"> 高砂市長選挙展望
現職・登陣営と競り合う生嶋陣営、苦戦の中西陣営
今日、最終日を迎えた高砂市長選挙は明日10日が投票日で、即日開票される。
市長選には、新人で前市議の生嶋洋一氏(73)、新人で元市議の中西一智氏(40)、現職の登幸人氏(65)が立候補。3人以上による選挙戦は5人が立候補した1998年の市長選以来18年ぶりのこととなる。
今回の選挙の争点だが、今迄の選挙と同じように―△人口減少、△浸水対策、△老朽化した市役所庁舎の移転、△赤字経営が続く市民病院問題に加え、高齢者対策等々―今迄の市長選挙と代わり映えがしないのは、現職の登市政の方針が現状打開を打ち出したものでなく、悪い言い方をするならば、問題が起きないように無難に職務を遂行するとの方針によるものと考えることが出来る。
その登市政に待ったを掛けたのが、元市議の中西陣営と、出馬を匂わせながら表明が遅れた前市議の生嶋陣営だ。
現職・登候補が「公約の9割以上を達成してきた」と実績を強調し、教育、福祉、安全確保を重視し、市の総合力を高めて、住民の満足度向上を目指すというが、それは現職として当然の事であり、むしろ、実現できなかった残りの1割が何が原因だったのかを聞きたいと言う市民の声を受け止めたい。
生嶋候補は自民党の参議院議員鴻池祥肇氏が応援に駆け付けるなど、市議として10期38年を務めた経験を基に「次世代に負担を残さない」と訴え、行財政改革や各駅前再整備を掲げ、人口流出に歯止めをかけるとするが、市長選に出馬する際に、永年、机を並べて共に議員として歩んできた同僚議員はじめとする議員が支持を表明しなかった点が気になるのと市長選挙を視野に入れるならば、前回選挙で市議を後継者に譲り、市長選に備えた活動をすべきだが、出馬を匂わせながら、表明が遅れた点も気になる。
中西候補はJCの若年層の支持を受け、、「教育・子育て対策を充実させ、住みたいと思えるまちに」と訴え、高齢者向けサービスの向上をマニフェストに掲げ、良い意味での高砂市の若返りを期待させる雰囲気がある。
一般的な選挙として考えると、73歳の議会長老、65歳の現職、そして40歳の元市議の三つ巴で、現職の不満はないが、期待の出来ない市政方針に対して、有権者が期待を掛けるのは若手候補というところに落ち着きそうだが、高砂市の場合はそういう一般的な考えが通用しない地域性がある。
ご存じのように高砂市は議会対策に手を焼かされる。焼かされると言うのはあまり良い表現ではないが、理事者と議会が両輪であり、理事者を監視すると言う点においては高砂市議会は高砂市民が負託した議員が一生懸命、職務に取り組んでいる。
その議会対策となれば、議員経験が長く、議長などを歴任した人物が勝るだろう。
現職の強みでリードする登陣営と競り合う生嶋陣営。高砂市を若い力で再生させようと追う中西陣営。
各陣営はそれぞれの政策を浸透させようと、選挙戦最終日となった今日も個人演説会や街頭演説を予定し、午後7~8時には選挙戦を戦ってきた事務所でマイクを握り、最後の訴えをする。
期日前投票は今日9日の午前8時半~午後8時まで、市役所西庁舎2階で投票ができる。
大勢は明日の午後10時30分頃に判明するだろう。
果たして、勝利の女神は・・・・
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