七月のウイグル料理につづき、四つ目の国です。

 

 外国の、それもその国の人がやっているお店に行って、ランチをいただく家族の楽しみ。

 

 今回は、ちょっと特別。

 

 ランチではなく、ディナーをいただきました。

 

 なぜって、8月はパパのお誕生日だからです。

 

 ママがあれこれお店を探して、今回はモンゴル料理のシンキローさんに行きました。

 

 お店に入ると、まず靴をぬぐように言われます。ちょっと不思議に思いつつ入っていくと、お店の中は天幕のような内装。

 

 なるほどねえ、と感心しながら天幕の弧にあわせてぐるりと並んだテーブルのひとつにつきました。

 

 メニューをみるのも、お料理の楽しみ。

 

 印象に残ったのは、岩塩をつかった味つけが目についたこと。岩塩の炒飯とかね。

 

 あと、羊肉が多いのはウイグル料理もそうでしたね。

 

 お店のご主人も、何人かいる店員さんたちもみんなモンゴル人みたいです。みたいというのは、同じアジア系、日本人もモンゴル人もウイグル人も顔だちだけでは、ちょっと区別できませんから。言葉のたどたどしさから日本人ではないんだな、と。

 

 ママがメニューをみながら、

「このモンゴルそばというのは、日本のそばとどうちがうんですか?」

と聞いたら、

「日本のそば、たべたことないからわからない」

 若いお姉さんの店員さんがゆってましたっけ。

 

最初にきたのは、きゅうりのサラダ。

ざっくりとして、シンプルにみえますが塩気に甘みというか、風味があっておいしかったです。

 

そして春雨の料理。

よく食べる春雨よりも太めでした。食べ応えがあって、いっしょに炒められた羊肉と野菜もおいしかったです。

 

お料理をいただいていると、お店のご主人がモンゴルの服をもってきてくれました。お店のサービスで、それを来てお料理を楽しめるということみたいです。

最初の方で、まだお客さんが少なかったおかげでご主人みずから、かいくんに着せてくれました。

今回も、お国のことばをちょっと調べていました。

ここで使わないと、と調べていたモンゴル語のありがとうを伝えます。

「バヤルララ」

お店のご主人は、

「あれ?なんで知ってるんですか?」

ちょっと驚いたようす。

「ここに来る前に調べてたんです」

かいくんのノートを出して「ありがとう = バヤルララ」、「おいしい = アムッタイ」など書かれたページを見せます。

「よく調べてますねぇ」

ご主人は、笑いながら感心してくれました。

遊牧民の服は、きらびやかですね。

「おとうさんもどうぞ」

と言われて、パパもいっしょに着せてもらいました。

「長老の着る服ですよ」

という話。

 お店が混み始めたので、ご主人みずから着せてくれたのは、私たちくらいまでだったようです。他のお客さんは、自分で衣装棚に行っては着替えていました。

 ぐるりと見回すと、半分近くのお客さんが着替えていたかな。

 

 きいちゃんもママもどうぞ、と勧めてくれたんですが、きいちゃんが泣き始めたので断念。パパとかいくんだけ、モンゴル人になりきって食事をつづけます。

モンゴル風の餃子というんでしょうか。中は羊肉でおいしいです。

チーズをパイでつつんだもの。

味つけはハチミツでしょうか。おかずというには甘かったですが、甘すぎず、おいしかったです。

 

こちらはパパの楽しみ?

石焼の焼き肉です。

かいくんもママも肉はあまり食べないので、ほとんどパパがいただきました。

牛肉の焼き肉で、おいしかったです。

ただいくつか羊肉の料理をいただいたあとだと、もう少し風味があってもいいかな、なんて物足りなさも感じるのが不思議です。

 

 

このほか、焼きうどんなど、おいしくいただきました。

最初の予定では、シメに岩塩の炒飯かなにかを、なんて言っていたんですが、このあたりでもうおなかいっぱい。

 

時間的にきいくんもくたびれてきていたので、そのあたりで帰ることにしました。

 

「このあと、イベントあるんですけど、もう帰りますか?」

ご主人が、ちょっと残念そうに言ってくれました。

「子どもが小さいので、そろそろしんどいかな、と」

「そうですね」

 

あとで聞いたら、男性は上半身裸になって、モンゴル相撲をするんだとか。もちろん、希望者だけでしょうけど。

 

モンゴル料理のシンキローさん。

 

おいしくて、楽しかったです

 

バヤルララ!