1年以上、ダンナが餌をあげていた
野良猫のシロ
とっても元気なオス猫で
朝、晩と必ず庭先に来て
にゃーにゃ―と大きな鳴き声で
ご飯を催促して、爆食いしていた。
ダンナが特に可愛がっていて
保護したがっていた。
これから寒くなるので可哀そうだと。
夜も顔を出すシロ
ところが、ダンナは保護猫を預り
譲渡まで世話をしてくれる
保護猫カフェを見つけてきたのだ。
それならば保護しても良いか。
と私も同意。
さっそく、ダンナはわなを
仕掛けてシロを捕獲。
すぐに車で病院に連れて行き
去勢手術と血液検査をしたら
なんと白血病の陽性と判明。
白血病は猫によくある病気で
特に野良猫は多いらしい。
まだキャリアで発症はしていないが
猫同士ででうつるのだという。
(人間や犬にはうつらない)
あんなに元気なシロが、
まさか白血病の陽性だったとは。。
結局、シロは保護猫カフェでは
他の猫との接触を避けるため、
ずっとケージの中で
外に出してもらえない状態に。
譲渡先が見つかるまでケージなの?
しかも外も見えない場所で?
そんなの可哀そうすぎる!
それなら、もとの野良猫に戻した
ほうがよっぽどマシじゃない?
というのが私の考え。
そもそも野良には野良の
生き方があると思ってる。
むやみに保護してケージに入れっぱなしに
するなんて、かえって残酷なんじゃないか。
でも、ダンナはそれはできないと
もう3週間も家の中にいて
寒くなってしまった外に出すのも
かわいそうだよ、と。
確かに冬になってから外に出すのは
可愛そうだ。
そうこうするうちにシロは
夜中の2時くらいになると
夜泣きをするようになり。
他の猫たちも泣き出して
大変に騒ぎになってしまったとか。
保護猫カフェでもかなり困っていて、
一時的に家で預かれないか?と
家ならストレスも軽減されるのでは?
ということで結局、我が家で
とりあえず預かることに。。
白血病の陽性でも1匹だけなら
何の問題もない。
実際、隣で飼われていた猫は
10年も経ってから白血病と判明したそうで
何の問題もなかったのだとか。
問題なのは多頭飼い。
あずきにうつったら、元も子もない。
なので、うちに迎えるにも準備が必要。
シロは2階のダンナの部屋に
隔離することにして
出入り口にゲートを設置。
ケージは部屋の窓際に設置。
でも、シロはケージに入らない。
もう3週間もケージに入っていたせいか
ウンザリしてるのかも。
トイレだけは、ケージの中で
してくれるから助かった。
シロも、まだ我が家に来たばかりなので
ビクビクして大人しいけど
うちでも夜泣きしたらどうしよう。
一方、あずきは鳴き声が聞こえると
怖がって2階に上がってこなくなった。
この先もちゃんと2匹を隔離して
暮らしてけるのか?
先のことは、わからないけど
とりあえず落ち着いてくれた。
猫用こたつで、くつろぐシロであった。







